手袋とカナダの人たち|みんなの旅話

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手袋とカナダの人たち

あられ さん

2022/06/14 投稿

 

7年前の大学生だった頃のカナダ留学をした時のことです。

カナダの語学学校に通ったりと様々な経験をしましたが、
日本から来た見知らぬ私にしてくれた優しさが忘れられないので
紹介したいと思います。

まずカナダを選んだ理由は、
きれいな英語ともう一つ治安が良いと聞いていたからです。

やはり治安が良いと聞いていても不安や怖さは少し残る中で
出発の日がやってきて飛行機に乗りました。

その機内の隣の席に、2人のカナダ人が座りました。
離陸して時間が経つと、日本での旅行の話を聞かせてくれたり、
カナダのおすすめの場所を教えてくれました!

拙い英語でしたが沢山話しかけてくれて、
約12時間の長いフライトもあっという間に感じカナダに到着しました。

3月に行ったので、窓を見ると雪が降っており、
飛行機を降りる直前に、隣に座っていたカナダ人から
"寒いから使って"と手袋を差し出してくれました。

それが写真の手袋です。
薄い手袋でカナダの気温でも大丈夫なのかと思ってしまいますが、
偶然隣にいて空の上で少し話しただけなのにプレゼントしてくれる優しさに感動し、
これから頑張ろうと勇気をもらえました。

優しさに触れたのは、機内で出会ったカナダ人だけではなく、
カナダ生活においても沢山のカナダ人に助けてもらいました。

まずホームステイでお世話になった家族です!
最初のホームステイでは色々とあり、
2つ目の紹介してくれた家族はとても温かく出迎えてくれました。

お出かけやジム、犬の散歩、一緒にサッカーの試合を見たりと
家族の一員のように接してくれました。

そして、カナダで驚いたことがあります。
車以外の主な交通手段は、地下鉄か路面電車でした。

ある日、目的地とは違う方向の路面電車に乗ってしまいました。
そのことに気付いていない中、全員が降りた駅で私が行きたい駅に行くか聞くと、
最初に乗った駅と反対方向にあった駅で乗らなければいけなかったとのことでした。。

それを聞いて、夜も遅く真っ暗だったので絶望に感じた時、
"目的地まで行くよ"と運行してくれました。

ルートも決まっている中で、なんと私の行きたい駅まで走らせてくれました。

書ききれないほど、まだまだ沢山の真心を感じたことはありました。
全然知らない私にも親切に助けてくれて、
優しさ溢れる行動を自然とできる人たちが街中に溢れていました。

家族・友人はもちろん、街中など知らない人が困っていったら
手を差し伸べる大切さを改めて感じることができました。

旅トクアドバイス

留学の場合は、事前に何を目的で行くのかをはっきりし事前調べや日本でも英語を勉強し身に付けてから行くべきだと、帰国して思いました。