ドイツ修養の旅
うに さん
2022/09/09 投稿
大学生のときドイツ語クラブに所属しており
ゼミの先生と仲間たちと初めての海外へ。
保育の勉強のために日本を出発し、
まさに旅をした10日間でした。
飛行機に乗るのもドキドキ到着すると
見るもの全てがキラキラ建物、売っているもの回りにある
すべてのものにはしゃいでいました。
保育、支援、こどもについて語りあった夜もありました。
ちょうど滞在中に誕生日だった私は、
仲間たちにお祝いしてもらった嬉しい記憶もあります。
そんな旅の終盤に出会ったのがオパとオマ
当時は70歳くらいだったでしょうか。
現地の老夫婦です。
先生の昔からの知り合いで、
ご自宅に招待してくださいました。
オパとオマは初対面の私たちを
とても温かく迎えてくれました。
素敵にコーディネートされたテーブルに
あまーい手作りケーキ(ハード)?
おうちの中も日本とは違う雰囲気に憧れて
「ここで暮らしたい」と思ったほどです。
少し話が弾み自己紹介をすることに。
慣れないドイツ語でどうにか伝えようとする私たち。
ここでは名前は伏せますが、
私の名前は輝きに由来していることを先生が伝えてくれました。
「両親にとってあなたは輝きなのね」
オパとオマはそう受け止めてくれました。
輝く人生にして欲しいという願いと共に、
私は両親の輝きなのか!初めての気付きでした。
仲間もそれを感じてくれたのか、涙涙の私たち。
じんわり、なんだか感動した時間でした。
オパとオマから両親の愛情を教えて頂きました。
人との出会いつながりの温かさを感じました。
そんな経験をさせてくれたのはゼミの先生です。
保育にあつい先生との出会いにとても感謝しています。
あれから数年経っていますが、旅をする面白さを感じた私は
フィンランドへの一人旅に挑戦しました。
場所は違うけど海外は一度行ってるからきっと大丈夫!
と20歳での経験が背中を押してくれました。
そして、コロナが落ち着きを見せる
今また旅にでようとしています。
今度は結婚式した夫と共に。
次はどんな出会いがあるのか、
発見ができるのか今からとても楽しみにしています。
海外に行った際は必ず先生へ
現地からの手紙を出すことにしています。
先生がくれた経験が今の私の人生を
豊かにしてくれていることを伝えたいからです。
先生、また手紙送りますね!
旅話さんをきっかけに
少し昔のほっこりを思い出すことができました。
一人旅をする決心をさせてくれたのは当時の職場での上司でした。「海外は行ける時に行った方がいいぞ」今海外に行くか迷っている方に私もそう伝えたいです。行きたいと思ったら行くのみです。一人旅から数ヶ月後コロナが始まりました。あのとき行ってよかったと今、思っています。