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2022年12月上旬。オーストラリアに
ワーキングホリデービザを利用して訪れていました。

私がシドニーのライトレールに乗っていた時の話です。
まず、ライトレールというのは日本でいうところの路面電車のようなものです。

シドニーには地上を走るライトレール、地下を走る地下鉄、
海を渡るフェリーなど、多くの公共交通機関が利用できます。

そのライトレールに、いつものように
仕事場に向かうために乗ろうとしたのは12月9日、
もうすぐクリスマスで、人々が浮き足立つ頃です。

遅刻しそうな急いでいる日に限って、
営業マンのような外国人に話しかけられるんですよね。(笑)

本来であればリスニングを伸ばすチャンス。
会話をしたかったですが、元気よく話しかけてくれた外国人に申し訳ない、
と言いながらなんとかライトレールに乗車。

乗れて良かったと思ったのも束の間で、目に入ってきたのはなんと、
赤い服を身体にまとったヒゲの長いリアルなサンタさんが、、、！
なんともよくできたサンタさんでした。

サンタさんって外国人がやると、余計にリアルさを感じるんですよね。(笑)
周りを見渡すと、サンタさんを撮っている
ディレクターのような方がたくさんいました。

これは何かの撮影かもしれない！私も撮ろう！
と思って遠くから動画を撮影をしていたら、
日本人で背が低い私を子供と勘違いしたのか、
一緒に写真撮っておいでよ、と背中をぐいぐい押してくるディレクター。(笑)

英語もそこまで得意じゃないのに大丈夫かなと不安に思いながらも、
サンタさんが優しく手招きしてくれて、
一緒に写真を撮ることができました。

近くでよく見ると、結構若めでイケメンなお兄さん。
うわぁラッキー、と内心本気で嬉しかった私です。

私がライトレールに乗っていた区間は4駅程度でしたが、
その間私以外にサンタさんと写真を撮る人、
手招きされた大人は1人もいませんでした。

やっぱり子供だと思われてたのかな。(笑)
正直そのサンタさんと、写真を撮ったときは
外国人のみなさんからの視線がすごく恥ずかしかったのですが、
今となればとってもいい思い出です。

外国人のサンタさんと写真を撮れることなんて
この先もそうそうないだろうし、
子供に間違われたけど結果良かったかなと思っています。

もしまた海外でサンタさんに会えることがあれば、
恥ずかしがらずに話しかけて、また一緒に写真を撮りたいです。
この写真は大事にとっておきます。