異国の地、ホーチミンであたたかい人たちにふれて
motchi さん
2023/10/24 投稿
大学の短期派遣で、ベトナム医療系大学に20日ほど留学しました。
皆さんとても優しく、最後自分たちが空港に行く時までもサポートしてくださり、
沢山の方と交流させて頂きましたし本当に心から感謝しております。
大学の授業以外の空いた時間にはメコンデルタツアー
(日本語を話せるガイドも添乗し、同行したベトナムの友達(学生)が
メコン川に住む人の暮らしや自然、生き物、食べ物などについて
丁寧に分かりやすく説明して下さった)、
ベンタイン市場、アジア最古のサイゴン動植物園、
ベトナム戦争証跡博物館、ベトナム戦争終結の舞台となった
近代史象徴の場所である統一会堂
(実際に使われた戦車などの展示は当時の様子が思い浮かび、圧巻であった)、
ゴールデンドラゴン水上人形劇、サイゴン中央郵便局、
Chua Buu Long(仏教寺院)、ドンコイ通り、ブイビエン通り
(眠らない街とも言われるほど、夜でも大変賑やかで刺激的であった)、
サイゴン川上の船といった様々な観光名所、
および屋台飯・カフェ・レストランといったローカルな雰囲気漂う
美味しいご飯屋さん(特に塩コーヒーやエッグコーヒー、
M? Quang Noodleは絶品であった)に連れて行ってくれ、
沢山の事を英語で連日夜遅くまで非常に盛り上がって
楽しい雰囲気で会話をし、歴史や文化、
食生活などの違いを興味深く学ぶことができました。
自分たちや日本の状況と現地の学生や状況との
具体的な相違点として、特に一番違いに驚いたのは交通手段です。
ベトナムでは大抵の人がバイクで移動しており
(徐々に慣れましたが、青信号でもおかまいなしなので、
道路を横断するのも至難の業です(笑))、
もちろん大学生も例外ではありませんでした。
ほとんどの学生がバイクで通学し、
我々も小学校実習や食事の際などはバイクの後ろに乗せてもらいました
(最初は怖かったですが、慣れるととても楽しいです)。
そしてベトナムの人々は日本に関する関心や好感度が高い人が非常に多く、
日本語以外にも日本の食べ物や歌、
アニメなどを時には我々以上に知っており、嬉しく感じました。
そして特筆すべきは、現地の学生の社交性、距離感、エネルギーです。
皆本当に近い距離で優しく接してくれ、
現地の学生同士でも男女の壁などなく、
皆一緒になって笑顔で楽しい雰囲気で夜遅くまで外で
食事などしながら会話するという仲の良さ、
コミュニティを非常に羨ましく感じました。
特に日本と比較して男性が大変紳士的で、
女性を尊重し大切に扱っており、印象的でした。
そしてベトナム人は朝が早く、それでいて授業中に
居眠りしている生徒など一人も見かけず非常に熱心に授業を受け、
例えばメコン川への移動中の長時間のバスの中でも
元気に会話したり歌を歌ったりしており、
そのスタミナ、元気の良さは一体どこからきているのだろうと、
これもまた羨ましく感じました。
現地の学生らと共に授業や実習に臨み勉学への刺激を受け、楽しい雰囲気で交流し、国や男女の壁を越えて仲を深めることができた点は、自分の将来に向けてもかけがえのない経験ができたように感じます。そして、英語力だけでなく様々な人と一緒の時間を過ごす中で自分を表現するためのコミュニケーション能力、相手のことをしっかり理解しようとする姿勢などを学びました。ベトナム、おすすめですよ(物価がとても安いこともポイントかも知れませんね…(笑))!