シドニーで憧れのローカルカフェでアルバイト
ね子 さん
2022/05/11 投稿
シドニーでワーキングホリデー中、
半年バイトしてできるようになったラテアートの写真です。
ワーキングホリデーでシドニーに行った当初、ネイティブの英語は、
座学で勉強していた英語とは別言語かと思うほど早くて聞きとれませんでした。
カフェ文化の栄えているシドニーのローカルカフェで働くことは
私のワーホリ中の目標でしたが、カタコト英語の私にはとても無理。
それでもどうしても目標を叶えたくて、毎日ローカルカフェにレジュメ配りをしたり、
ガムツリー(現地のバイト探しウェブサイト)からレジュメを送る毎日でした。
私が受けた一番最初の2時間のトライアルでは、
ガチガチに緊張しながらオーダーされたコーヒーを作りました。
トライアル中、何度か英語が聞きとれず、トライアル後、
「あなたの英語では仕事に支障が出るから厳しいかな」と言われました。
外国人ってこういうことはっきり言ってくれるのがいいところであり、
しんどいと思うこともありますね。笑
最後に、好きな飲みものは何?と聞かれて、
もらったラテをテイクアウェイして、悔しすぎて近くの公園で泣きました。笑
その次に受けたトライアルのカフェは海が見えるビーチ沿いにあり、
まさに憧れの環境。
2時間のトライアル中は、オーダーとったり、
コーヒーを作ったり、オールラウンダーとしてできることはやりました。
トライアル後、オーナーに
「僕日本人丁寧で好きなんだ~。コーヒー作るのはまだまだだけど、
僕が教えるから勉強していけばいいよ。
じゃあ1週間後からシフト入れるね!
また連絡するから、今日は好きなメニュー選んで、食べて行きなよ」
とのこと。
ビーチ沿いの素敵なカフェで仕事決まったのが嬉しすぎて、
友達に即言いふらしました!笑
大好きなスマッシュドアボカド・ポーチドエッグ・オン・サワドー
を食べて帰宅。(ビーチ見ながらのランチ、美味しかったなぁ)
ところが、その後1週間経っても連絡なし。
おかしいと思いカフェに電話するも、オーナーは出ず。
電話に出たバイトスタッフに
「シフト入れれなくなったって」と言われました。笑
悔しい思いもたくさんしましたが、
目標を叶えるために必死で毎日勉強して、
一番英語が伸びた時期でもあります。
毎日のようにレジュメ配りにいき、
数十件に1、2回は電話でインタビューに来ないかという連絡があったものの、
電話での英会話は当時の私にとってはとても難しく、
受け答えがうまくできないまま電話を切ったあと、
悔しくて泣いたこともありました。
最終的に私をやっと雇ってくれたカフェは、
オージーの働く小さな可愛いカフェでした。
バイトのオージーの男の子にレジュメを渡し、
毎度おなじみで「今は雇ってないんだ」と言われたものの、
私はどうしてもそこで働きたかったので、勇気を出して
「給料はいらないから働かせてください」とカタコト英語で伝えました。
その後、5日間フルタイムでタダ働きをしたのち、
やる気を買われて6日目で雇ってもらえました。
そこで毎日オージーの同僚と話すことで
日常会話に徐々に慣れることができ、
ラテアートの練習もさせてもらって人生の宝物
といえるような経験がたくさんできました。
このことを思い出すと、私ってやればなんでもできるじゃん!と思えます。 海外に行くと、人の目を気にしなくなり「なんでもやってやろう、ダメだったら帰国しよ!」くらいのテンションでなんでも挑戦できる気がします。 海外旅行や留学は、新しいことに挑戦するハードルが低くなる行動の1つだと思います。