留学中の僕を救ってくれたベトナム人
ジョナサン太郎 さん
2022/08/04 投稿
これは私が去年、ハンガリーに留学していたときのお話です。
私は留学するまで、人生で一度も海外旅行も一人暮らしも
したことがありませんでした。
そんな状況で高校卒業後、僕はハンガリーの大学に行くわけですが、
初日(初日というよりは、家族と空港で別れるときから)
ホームシックになり、号泣してました。
そんなメンタル状態で、さらに新型コロナウイルスの影響で、
10日間の自宅隔離で外出不可でした。
異国の地でそんな状況だったので、
ダブルパンチでメンタルがズタボロになってしまいました。
なんとか隔離生活を乗り切り、大学の寮に移動しました。
そこで私は素晴らしい人に出会い、
そこで素晴らしい体験をするのです。
その方はベトナム人でした。
彼は僕よりも10歳ぐらい年上の男性で大学3年生でした。
初めて会ったとき笑顔で「Hi! Are you freshmen?」と聞いてくれ、
とてもフレンドリーで優しい方でした。
彼が優しい方である理由は様々です。
例えば、彼は、大学のことを熟知しており、
「この授業は単位が取りやすい」
「この科目の先生は厳しいから、しっかりとテスト勉強した方がいいよ」など、
大学のことについて様々なことを教えてくれました。
また彼は、僕と知りあって一週間ほどで僕が内向的であることを理解し、
「英語喋れるようになりたいなら、
自分から積極的に人に話しかけることが大事だよ!」
と教えてもらいました。
また、授業でわからなかったところもすぐに教えてくれました。
また、食事も作ってくれました。
多い時には、1日2回ほど作ってくれたこともありました。
好きなだけ食べていいよと声をかけてもらって、
僕はいっぱいに彼の料理を食べる日が続き、とても幸せな日々でした!
特に印象的だったのは、生春巻きです。
彼が作る生春巻きは非常に具沢山でボリューミーでした。
金欠で毎日お腹をすかせて生活していた僕にとっては、
彼の料理は格別で、食べている途中のニヤニヤが止まりませんでした
(側から見たら変な人笑)。
僕は訳があって、1ヶ月でハンガリーから日本に帰国したのですが、
それを知った彼は「ベトナムにお遊びにおいでよ!料理作って待ってるね!」
とメールをくれて、世の中はこんな素敵な人がいるんだなぁと思い、
また彼には感謝の気持ちでいっぱいです。
そんなわけで、僕はコロナが終息したら彼のベトナムの住まいに行って、
自分の料理をご馳走しようと思います!
僕は留学中、メンタル病みまくりだったので、
そんな状況下での彼の存在は非常に心の支えとなりました。
また、「彼がいなかったら、今頃どうなっていたんだろう」
と考えると非常に怖いです笑。
カード(クレジットカードやデビットカード)は2枚以上持っていきましょう。一つだけだと、壊れるのではないか?と心配になってしまいます。2枚以上あると、旅先でもカードのことを心配せずに旅を満喫できると思います。