お客さまの声｜クチコミ・評判

２０１９年イギリス/ロンドンへ行った時の話です。
社会人になってから必ず一緒に旅行に行っていた友達がいました。

お互い、金融系の企業に勤めていた私たちは
年に１回好きな時期に長期休みをとることができました。

その休暇日程を合わせ、毎年海外に行きました。
１年目はロス、ラスベガス。２年目はパリ、クロアチア。３年目はドバイ、、、等、
社会人８年目になるまであらゆるところに行きました。

年々自由に使えるお金が増え、ホテルのレベルやショッピングの
レべルが上がっていったり、一方で節約旅をしたり、
ひとつひとつがいい思い出となっています。

行けるうちに遠いところ（時間のかかるところ）
へ行こうというのが私たちの指標でした。

お互い、仕事の環境や住む場所、忙しさ等が変わっても
毎年必ず当たり前のように行っていた海外旅行。

忙しすぎて日程がうまく組めず、金曜日夜に仕事場から空港へ直行し、
空港でシャワーを浴びたこともありました。

そんな中、一緒に行けなくなりそうになった年が来ました。
それがお互いの結婚でした。

さすがにそれぞれ夫がいながら、平日に長期不在にするわけにも行かず、
長期休みに予定が合わなくなりました。

しかし、私たちの旅行欲は止まらなかったため、
金土日を使い短期間で行くことができるアジアを中心に旅行をしました。

最初にアメリカやヨーロッパへ行くことが多かったため、
まだまだアジアに開拓の余地があり、私たちの作戦は功を奏しました。

そして２０１８年、その友人が旦那さんの海外転勤で
ロンドンへついていくことが決まりました。

普段仕事終わりに遊んだり、飲んだりしていた日常も変わり、
全く会えなくなりました。

２０１８年の休みでロンドンへ行くことができず、
２０１９年７月にようやくロンドンへ行く計画が叶いました。

私は東京から向かい、友人にヒースロー空港へ迎えに来てもらい
久しぶりに会ったときとても嬉しかったのを覚えています。

そこからはずっと話止まらず、ひたすら話し続けました。
観光客としては行くことができないようなレストランへ連れて行ってもらったり、
友人宅で手料理をふるまってもらったり、素敵な時間を過ごしました。

せっかくロンドンに１週間もいるなら、
他の都市へどこか行こうということになり、
バルセロナへ行くことになりました。

大きいスーツケースを友人宅へ置き、小さめの荷物で１時間、
ショートトリップ気分でバルセロナへ行きました。

友人とどこかへ行くのは２年ぶりだったため、
本当に久しぶりの旅行気分。
季節も気温も最高だったので、最高のショートトリップでした。

ロンドンへ戻ってからいろんなところに連れて行ってもらい、帰国日。
ヒースロー空港へ向かう電車の改札でお別れしました。

楽しかった思い出とまた会えなくなる気持ちと、
いろいろな思いがごちゃごちゃになり、
泣きながら抱き合った思い出は今でもとっても良い思い出です。

海外に簡単に行けなくなってしまいましたが、
過去の思い出写真を見ながらいつかまた行きたいと妄想を膨らませています。