ピラミッドの麓(ふもと)|みんなの旅話

お客さまの声|クチコミ・評判

ピラミッドの麓(ふもと)

ぐっぴー

2022/08/17 投稿

 

小さな頃から大好きな映画インディアナジョーンズの映画の舞台にもなったり、
学生の頃に熱中した遊戯王カードの世界観にも大きな影響を及ぼしていたり、
経済を見れば世界における物流の大動脈とも言えるスエズ運河を保有、
管理している国、エジプト。

日本から遥か遠くにあるこの国は、その歴史文化的遺産から、
日本の皆ならず、世界中から観光客が押し寄せているが、
幸運にも、自分も例に漏れずその1人となることができた。

日本からトルコを経由してアクセスしたが、何時間飛行機に揺られただろうか。
眠気と興奮でなんとも言えない気分の中、空港に降り立った。

そそくさと現地の両替所で小銭を両替して、
ナイル川沿いに予約した宿へ向けてタクシーを拾う。

交渉強い国民性との前評判を耳にしていたが、
運良くタクシーの運賃交渉も特になく、
進みがやたら速いメーターの車に当たることもなく、
納得感のある価格でホテルに到着。

現地に3泊の予定であったこと、トランジットを含む移動であったこと
などから初日はホテル近くのレストランでお目当てにしていたコシャリを楽しみ、
エジプトビールを飲んで早めに就寝。

翌朝、ホテルの受付に依頼して、
今回の最大の目的であったギーザのピラミッドに向けて移動を開始。

朝日を受けて眩く光るナイル川。 その豊かな水をうけて生い茂る緑。
明るく騒がしい街の騒音、街を行き交う人々。

朝からそんなエジプトの景色を眺めて夢見心地であったところ、
前方にあの四角錐のシルエットが現れた。

ついに、ついにここまできた! 検問を通過して、
ピラミッド付近の駐車場に到着。

目の前にあるのは、聳え立つ、巨大なピラミッド。
本物だ! そそくさとチケットを手に、カメラを携えていざ構内へ。

ピラミッド内部を目指して観光客が列をなしているのではないかという
想像とは裏腹に、ピラミッドの麓には、いい具合の日陰で休む人々や、
携帯電話片手に友人と楽しく会話をしている人、
観光客相手にあの手この手でサービスを提供しようとする現地人など、
納得ゆくまでポージングを決めて至高の一枚を取らんとする若いカップルなど、
本当に自由な空間がそこには広がっていた。

閉所で急勾配なピラミッド内部を最後まで進むことができるのか
鹿頭になかった自分には、それらの人々が少し新鮮に映った。

その後、お目当てのピラミッド内部を満喫し、
憧れのピラミッドを堪能したあと、お決まりのピラミッドポーズや、
ピラミッドを背景にした写真撮りました。

ピラミッドの後は、スフィンクスが狙っていると噂の、
ピラミッドの目と鼻の先にあるケンタッキーで小腹を満たし、
次の観光地を目指しました。

旅トクアドバイス

ピラミッド周辺はやはり観光客の荷物を狙っていそうな人が多々見られました。楽しい観光ですが、気を引き締めて周る必要がありますので、やはり荷物は最小限、できれば手ぶらで動けるくらいが良いかと思います。