お客さまの声｜クチコミ・評判

コロナ流行の以前のことなので少し前のことになりますが、
仕事のためアメリカ カリフォルニア州
サンディエゴに半年間滞在しました。

サンディエゴはメキシコとの国境の街なので、
美味しいメキシコ料理の店がたくさんあり、レストランはもちろん、
ベンダーで食べるタコスなんかもとても美味しいです。

ダウンタウンにはコミケで有名なコンベンションセンター、
巨大な空母ミッドウェイ、
レストランが立ち並ぶがスランプクォーターなどなど、
楽しく観光できる場所がたくさんあります。

また、湾内の観光遊覧船では軍艦や潜水艦などを見ることができ、
ここが太平洋艦隊の重要拠点であることが分かります。

夏の期間には回遊してくるクジラが見られる
湾外への観光船もあります。
私の一番の思い出はサンディエゴ動物園です。

半年滞在でしたので、年間パスを購入し、
週末ごとに散歩がてら動物園に行っていました。

動物園の一日の入園料は結構高いのですが、年
間パスは二日分とちょっとの値段で購入できるので、
とてもお得です。

それにとても広い！一日歩いても見て廻れないほどです。
その広い園内に、パンダ、アフリカゾウ、インドゾウ、
コアラ、カンガルー、スマトラトラ、フタユビナマケモノ、
ライオン、カピパラ、などなど、数えきれないほどの動物がいます。

日本の動物園と違い、それぞれの動物の区画が広く、
そのせいか動物が生き生きとしている印象を受けます。

なかでもクジャクは園内で放し飼いにされているようで、
時々歩道を歩いているのでビックリします。

何を思ったのか、羽根を広げてくれて、
その美しい模様を見せてくれました。

写真はハチドリです。
サンディエゴ動物園で飼育されているものではなく、
動物園の植物に引き寄せられてきた野生のハチドリです。

ハチドリはとても小さく、花の蜜を吸うために
ホバリングと移動を繰り返します。
その動きは生物というよりむしろ精密機械のようです。

絶えず花と花の間を動き回るので、動きの予測がつかず、
写真に捉えるのに苦労しました。

何度も連射を繰り返し、やっと撮れたのがこの写真です。

ハチドリは毎秒50回から80回程度羽ばたくそうで、
シャッタースピードを調整しました。

この写真では全身緑色に写っていますが、
首の辺りの色が見る角度に寄って変化する玉虫色です。

木に留まっているときは、時々舌を出したり引っ込めたり、
ギーギーと何かを切っているような声で鳴いたりと、
見ていて飽きません。

動物園に限らず、サンディエゴでは少し緑の多いところで
よくハチドリを見かけました。

毎日通勤のたびにハチドリを探したものです。
またサンディエゴでハチドリを見に行きたいものです。