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今ではもう行けない、今後話も行くことは難しいであろう
ロシアへの一人旅の思い出です。

大学四年生の卒業旅行で勇気を出して、行った旅行です。

なぜロシアに行きたかったのかというと、
小学生の時に赤の広場をテレビで見てから
ずっと実際にあの素敵な建物を見たいと思っておりました。

行ける時間はこれからもう今しかないと思い、
大学卒業時の卒業旅行として行きました。

この時は沢山の時間が必要になる旅行なので
こんな時間の取り方が出来るのは今しかないと思って決意しましたが、
こんなことになるなんて、

本当にあの時しか行く機会は無かったんだと今になって思います。

もちろん私は今のロシアのウクライナへの人道に反する攻撃、
戦争に反対しています。

私の旅行はまず最初にバルト三国といわれる
エストニア、ラトビア、リトアニアを陸路(高速バスが安いです！笑)
で移動し、それぞれ二日間ほど滞在し、小さな国なので観光地も凝縮していて、
2日でもゆったりと観光ができました。

そのあと待望のロシアへ陸路で入国、
ロシア語しか通じない入国審査にビビりまくりでした笑

無事入国出来、バスでサンクトペテルブルクへ到着。
サンクトペテルブルクでは色々なところでアーティストたちが音楽をしていたり、
踊っていたり、想像の冷たいロシアと違い暖かな芸術を感じ、
優しい気持ちになったことを覚えています。

サンクトペテルブルクでは2回バレエを見て、
そこで知り合った日本語を勉強しているロシア人と仲良くなり、
一日観光案内をしてもらい、
現地の人1番人気の簡素なお店で美味しいピロシキを食べました。

お店の見た目が簡素すぎることから少し不安で、
恐る恐る食べましたが、
とてもとても美味しくてあの味は忘れられないです！

そして寝台列車に乗ってモスクワへ。
やっと目的の赤の広場へ行きました。

赤の広場は想像よりずっと広くて、
日本では考えられないような豪華な土地の使い方に
世界地図のロシアの広大な土地を思い浮かべました。

グレムリンは外も中もとても美しくて感動と
やっと来れたという達成感で涙が出ました。

中では聖歌隊が聖歌を披露していて、
美しく聴き惚れてしまいました。

ロシアは政治的には色々とある国で、今はもうロシアに行き、
観光したいとは思えません。

ですが、ロシアの建造物の美しいこと、
多くのロシア人の気持ちが暖かく優しいこと、
ロシア語の通じない私に身振り手振りで
おすすめのメニューを教えてくれたり
フォトスポットを紹介してくれる優しさがあることは
一生涯忘れません。

私にとって一生忘れることのないとても楽しい一人旅でした。