インド プシュカル
マリア さん
2022/10/22 投稿
2019年コロナ禍が始まる少し前に訪れたインド、
プシュカルでの写真です。
毎朝お祈りをして、瞑想し、シンプルな食事をし、
特に何かをするわけでもなくただ過ごしていました。
ある日、もはや骨のみになった足を、折れた枝みたいに組み、
台車に乗って移動してるインド人と仲良くなりました。
普段なら、話もしないしような人ですが、
どうもその人からは、すごく純粋なものと、
強い生命力を感じ、ついてこいと言われ、
普段は、絶対ついていきませんが、
この時は、足が、ついていってしまいました。
40度を超えた、灼熱の太陽の下、
30分くらい歩き死ぬかと思いました。
引き返したくなる不安にかられました。
人混みを抜け、観光客など全くいない、
インド人のリアルな生活空間に足を踏み入れた時、
別次元に来てしまったかのような、ゆらぎの隙間にいて、
暑さもあり、眩暈がして、
ごめん、ちょっと、やっぱ無理やわって帰ろうとした時、
友達紹介するよ、と、目の前に現れた人は、
ギラギラの目をした筋肉ムキムキのツヤツヤなおじさんでした。
え、何?誰?怖っ!!っと、引いていたら
鍛えあげた筋肉をブルブル振るわせギラギラの目をさらに剥き出しにし、
奇妙な踊りをしだして、私は、思わず笑ってしまいました。
なんなん?一体?って聞くとこの人、
面白いやろって、ただそれだけでした。
衝撃でした。
言葉とか文化とか育ってきた環境とかそんなの関係ない、
共通のテレパシーみたいなもので心が解され、
笑わされる魔法にかけられたような体験でした。
インドには、5回訪れました。
何度行っても不思議な国です。
全然飽きません。
食べものも美味しいです。
特に南インドのご飯は、あっさりしていて安くて
美味しくて身体によいです。
海沿いはリゾートですし、
アーユルヴェーダのトリートメントが
日本の1/10の価格で受けられます。
パンチャカルマといい、
身体の調子や、病気の具合によりますが、
1週間から2ヵ月、3ヵ月かけて、
自然の力や、自己免疫力の高め、
病気を治す施設がたくさんあります。
なぜこんなにもインドが好きなかは、
おそらく、生きる事に必死になるからです。
インド人は、基本的にみなポジティブで、
フルパワーです。
それに圧倒されっぱなしだと飲み込まれてしまう。
自分を試す時が、常に訪れるのがインドです。
そこに、日本では感じられないおもしろさがあります。
写真は、プシュカルで、鳩の大群に狭られていたら、
大丈夫か?と手を差し伸べてきたインド人です。
危ないニュースは沢山ありますが、
インド人は、みな必死に生きていて、
楽しい事が好きで、豊かな心を持った人が多いですね。
基本的には知らない人にはついていかない事です。インドでも、湧水が飲めるくらい水がきれいなところがあります。基本的に、みな、水ばかりを注意していますが、お腹をくだすのは古い油です。街中で売られている揚げ物には注意です。それから、夜は出歩かないことです。野良犬が夜になると牙をむきます。