ドイツのクリスマスマーケット|みんなの旅話

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ドイツのクリスマスマーケット

joy さん

2022/12/21 投稿

 

4月からドイツで生活することになり、早いものでもう12月になりました。
毎日の異文化との奮闘で気づけば季節が変わりましたが、
やはり本場のクリスマスマーケットはとても素敵でした。

ホームシックを感じ、挫けそうな思いを何度も感じながら
迎えられたクリスマスシーズンは、私にとって感慨深い思い出となりました。

ドイツ人は人生(=バカンス)を過ごすことがとても上手だと感じています。
日曜はスーパーやデパートが完全に休みだし、
平日朝は家族と家やカフェでモーニングをしてから出勤
->ランチにはたまにはアルコール(ワインやビール1杯ぐらいなら問題ないらしい)
->残業せずにさっと家族のもとに帰って平日の夜もゆっくりビールを飲んだり公園で
仲間と過ごしたりしています。

飲む量も日本人に比べると圧倒的に多いのですが笑
東京での目まぐるしい毎日もハリがあって嫌いではなかったのですが、
ドイツ人のようにゆっくりと人間らしい生活をすることは、
とても心が満たされます。

日本と比べると娯楽が圧倒的に少ないのですが、公園を散歩したり、
外のベンチで日光を浴びて新鮮な空気を吸ったりすることでとてもチャージされます。

そんなエコモードに感じられるドイツ人ですが、
気合の入れどころはいくつかあり、そのうちの1つを紹介します。

それは旅行です!人生=バカンスと書きましたが、
まさにその通りで休暇に対する熱意が半端ではありません。

職場では有休消化率もちろん100%、
誰がどのタイミングで休暇を取るかの打ち合わせとスケジューリングが
年度始の重要なタスクとなります。

労働者の権利が強いドイツでは、
有休が消化できないなんて考えられないことでしょうね。

また、2022年12月現在ではほとんどコロナの影響がないヨーロッパですので、
かなり早いタイミングで飛行機やホテルを取ってしまうようです。

ヨーロッパは陸続きなので、気軽に車で隣国に旅行できるのも魅力ですよね。
旅行の仕方も日本人とは違って、
1箇所にゆっくり滞在し心と体をリフレッシュさせることが人気のようです。

例えばワイナリーのあるライン川沿いのホテルに1週間自炊などして過ごしたり、
馬や犬と一緒にキャンピングカーで湖に行ったりと、いつもの暮らしを別の場所で、
というのも人気のようです。

(余談ですが、ドイツ人は馬が好きで富裕層に限らず
馬を所有することは珍しいことではなく、
高速道路ドイツバーンでは一般車で馬を乗せた箱を引いている光景を見ることができます)

そんなドイツ生活も3年間の期限付きのため、
日々を楽しもうとクリスマスマーケットを見て改めて感じられました。

旅トクアドバイス

現在、日本に比べヨーロッパではマスクをするシチュエーションが相当少ないです。(飛行機内、ドイツ国内では電車、病院、薬局ぐらいです)