牧羊犬のショーに感心する
株式名人 さん
2022/12/26 投稿
12月11日に成田を発ち18日まで、
ニュージーランドに観光に行ってきました。
ニュージーランドは27万平方キロと、日本の7割の広さですが、
人口は500万人で日本の25分の1です。
約2,600万頭の羊が飼育されており人間の数よりも多いです。
少ない人で羊をコントロールするのが牧羊犬の役割です。
1匹の犬が数百頭の羊を誘導できます。
写真はアグロドームで行われていた牧羊犬のショーで、
3匹の羊を牧羊犬が誘導して、右側の板で作った坂に追い込みます。
牧羊犬への指示は人間が犬笛で行います。
手際よく牧羊犬が羊を誘導するのに感心しました。
デカポ湖畔には牧羊犬の銅像もあり、
牧羊犬が大切にされていたことがわかります。
19世紀に羊泥棒で有罪判決を受けたジョン・マッケンジーも
牧羊犬のフライデーを大切にしていたとのことです。
約1000万頭の牛も飼われており、
アイスクリームやバターなどの乳製品もおいしかったです。
鹿も飼っています。
ニュージーランドには、もともと鹿はいなかったのですが、
入植した英国人がハンティングをしたいために鹿を持ち込みました。
ところがニュージーランドは鹿の天敵がいないために繁殖しすぎて木を枯らすので、
駆除対象になりました。
しかし、鹿肉が好評で輸出もできることになり、
牧場で鹿を飼うようになりました。
本当に人間って勝手なものです。
私はクイーンズタウンの展望レストランのビュッフェ・ディナーで鹿肉を食べましたが、
脂肪が少なく柔らかく食べやすかったです。
用意してあったサルサ風のソースも合いましたが、
添乗員が持ってきてくれたわさび醤油も良く合いました。
ジビエの鹿肉を日本で食べた人によると、
ニュージーランドの鹿はやわらかくジビエよりはるかにおいしいとのことでした。
夏のニュージーランドの観光写真と言えばルピナスがよく映っていますが、
ルピナスは外来種であり、ニュージーランドの気候に合っていて
原野の水のある所にどんどん繁殖しています。
政府は外来種と言うことでルピナスを退治していますので、
観光地ではまばらで、お花畑で写真を撮ろうとしても
アングルを工夫する必要があります。
しかし、荒野の人気の少ない所では盛大に咲いています。
ニュージーランドは夏時間で時差が4時間と少なく、
水道の水は飲めるし、チップもいらないし、
日本人にとってはなじみやすい観光地です。
クレジットカードは広く使えます。
ビールが種類が豊富でおいしいです。
例えばヘイジーと呼ばれる種類の濁りビールも飲みましたが、
特に癖もなく飲みやすかったです。
ワインもいろいろあり、私は主にピノ・ノワールを飲んでいました。
ニュージーランドは湖も多くクック山をはじめとする南アルプス山脈もあり、
また氷河に削られてできたフィヨルドもあり(ミルフォード・サウンド)、
年賀状に掲載したい写真が沢山撮れました。
円安なのでお土産に買おうと思っても高価なものが多いですが、私はクイーンズタウン郊外のJones’s Fruit Stall( https://suncrestorchard.co.nz/mrs-jones-fruit-stall/)という果物スタンドで、賞味期限切れ(消費期限は切れていません)のマヌカ・ハニーを半額で買いました。 水道水は飲めますが、ミネラルウォーターをドライブインで買おうとすると驚くほど高いですがスーパーマーケット(例:フォースクウェア)は手頃な価格です。