アフリカでのハプニング|みんなの旅話

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アフリカでのハプニング

ドゥメラ さん

2023/05/17 投稿

 

ある日、滞在していたボツワナのホテルで火災報知機が鳴りました。

故障なのか、よく誤報で鳴ると聞いていたので、
その時もやれやれと思いながら外へ出ました。

その時は近くのビルの人まで外に出ていました。
すると軍隊が到着し、道路を封鎖しました。

話によると、隣のビルに爆破予告の電話が入ったようで、
爆発物の探索が終わるまでは戻れないということでした。

ビルで働いている人たちは、
その日は特別にもう帰宅してもいいと言われたそうですが、
私を含め誤報だと思った人はレンタカーや家の鍵をホテルや職場に置いてきていました。

また、道路が封鎖されたため、車を出すこともできませんでした。

4時間の探索後、爆発物は見つからず、
爆破予告は嘘だと分かりました。

その日は前日の疲れがたまっていたので、
木陰でのんびりできて良い1日にでした。    

ボツワナでのサファリ旅行の一泊目、
動物保護区の入り口手前で友人たちとキャンプをしました。

夕食のミートスパゲティを食べて、
お酒を飲みながらのんびりしていました。

その時トイレに行った友人がキラッと光る目を見つけました。
「ライオンだー」の一声で全員車内に逃げ込みました。

ライトであたりを照らすと、
8頭のライオンに囲まれていました。

料理の匂いに誘われた集まったのだと思います。
もう少しでミートソース風味のライオンの夕飯になるところでした。

その時は怯えながら車内で寝ましたが、
今思えばいい話のネタをゲットできました。  

ボツワナでのある夜中、ホテルに帰るため友人とタクシーに乗りました。
最後に私一人になると、運転手が二人のボツワナ人の客を乗せました。

ボツワナの夜中は治安が悪いので、ビクビクしていました。
そのような状況だとお金をゆすられると聞いたことがありました。

すると、突然茂みの前で停車し、運転手は車を離れ、
なかなか戻らず私の恐怖心は増すばかりでした。

ようやく戻ってきた運転手がチャックを閉めながら一言、
「あ~すっきりした。ほな行こか」勘弁してほしかったです。  

ボツワナから帰国し、友人たちとご飯にでかけました。
その時に「エボラは大丈夫か。かかっていないか。」と言われました。

その時は何のことかよく分かりませんでしたが、
帰国のタイミングがちょうどエボラ熱の蔓延を大々的にメディアが
報じ始めた時だと後になって分かりました。

幸い南部アフリカには広がらなかったものの、
家族や友人には大変心配されました。

コロナはありましたが、それ以外では日本では蔓延するような恐れる病気が
ほぼないのでありがたいです。    

ボツワナ旅行とは別の機会で、
ジンバブエとマラウイで暮らしている友人とケニア旅行をすることになりました。

私はフライトの都合上1日早く現地に着いていました。
二人が来る朝、ホテルのテレビでニュース速報が流れていました。

ケニアの空港で大火事、テロの可能性も...
空港が閉鎖されたため二人は来ることができず、
予約していたマサイ族ツアーもキャンセルになりました。

その代わり、一人でのんびりケニア旅行を楽しみました。
大地溝帯は圧巻でした。

旅トクアドバイス

ハプニングが起こっても動じないことです。日本と違い、予定通りにならないことが多いです。私はせっかちで神経質だったのですが、アフリカ旅行のおかげでそういった性格が落ち着いたように思えます。 アフリカ旅行を計画する場合は、少し余裕を持ったスケジュールにしたり、予定通りにいかなかった時には「まぁ大丈夫」とつぶやくといいです。