素敵な街"バギオ"
かんちゃん さん
2023/12/19 投稿
17歳、単独でフィリピンのバギオに3ヶ月の語学留学に行きました。
フィリピンと聞くと、
スラム街や貧しい国と思い浮かべる方も多いと思いますが、
このように家を綺麗にペイントし、
一つの観光地として有名になっている街もあります。
バギオという街は、フィリピンの中で避暑地として有名であり、
一年を通して気温の大きな変化はなく、
雨季と乾季に別れていて過ごしやすい環境となっています。
私は4月から6月の間に行ったのですが、
ちょうど雨季と乾季が変わる時期だったらしくどちらの季節も体験しました。
雨季には、毎日3時間以上の雨が降ります。
また、台風が近づいたりバギオを通ったりすると
大雨の影響で電気が止まってしまうことも多々ありました。
そんな時には、
世界から集まった留学生と一緒に非日常な体験をし、助け合いの精神を学びました。
実は、ヨーロッパのマルタと、
オーストラリアに留学をしにいったことがあるのですが、授業方法が大きく違いました。
語学学校や場所によっては、違いがある可能性がありますが、
私の経験上フィリピン以外の国では、
グループのレッスンが、午前中か午後の4時間程度のみ、
フィリピンでは1日6コマのマンツーマンレッスンと、
2コマのグループレッスンの合計8コマありました。
実際両方体験してみて英語の伸びがあったと感じたのは、
断然フィリピンです。
マンツーマンレッスンは、
現地の先生との距離が近いため、個人的にわからないことを聞きやすい環境でした。
また、生徒は一人しかいないため、
自分で話す機会が多く、特にスピーキングの成長を感じました。
一人ひとりのレベルに合わせて、
英語の単語を変える先生方の経験は少なくないと思います。
私の人生を変えてくれる素晴らしい先生との出会いもありました。
実は、この語学留学をきっかけにバギオの大学へ進学を決めました。
確かに日本に比べたら
教育レベルや周りの環境のついていいとは言えないでしょう。
ですが、現地で助け合いと協調性を大切に暮らす現地の方々が
幸せそうに暮らしていること、
決して簡単ではない生活を
ポジティブにとらえて笑顔でいる皆さんに心奪われました。
また、学校に通うことも沢山の費用がかかります。
そのことを学生一人一人が意識をして、
月曜日から土曜日まである授業を一生懸命受け、
勉強を熱心にする大学生の先輩方の背中は大きかったです。
これからフィリピンの大学進学のため、もう一度フィリピンへ向かいます。
皆さんにgood luck
心配だと思ったことは調べ尽くし、心配なものは全て持っていくこと。旅の中での出来事は帰国のために残しておくこと。