日清戦争
ミックスナッツ さん
2024/02/19 投稿
今回、親族訪問を目的に中国に渡りました。
最後に行ったのはコロナウイルスが流行する前ですので、
だいぶ久しぶりの訪問になります。
現地の方々も非常に楽しみにして下さっており、
私もウキウキしながら日本の空港に向かいました。
現地に到着すると、親族とお酒を交わしながら談笑し、
懐かしい話などに花を咲かせながら楽しんでおりました。
一通り親族との交流も終え、
帰国前に何をしようかと考えていたところ、
親族から「九・一八博物館」に行くといいよとおすすめされました。
ここは、日清戦争が
どういったものであるかを記録した場所であり、
当時の遺品や様々な関係物が収納・展示されている場所でした。
以前にも中国訪問は数回しているのですが、
ここにはあえてというか、
何となく日本人としては行きづらさを感じていたのですが、
せっかくのお誘いでしたので向かうこととなりました。
博物館に入ると、
まずは中国と日本が戦争になった経緯などが書かれていました。
所々中文と日本文で書かれており、
日本人でも分かるように配慮されているポイントもありました。
中国側からすると、
やはりどれだけあの戦争によって
中国人が惨殺され恥ずかしめを受けたか、
というのが序盤に展開されていました。
当時の日本兵が使用したとされる拷問器具から、
実際に処刑された後の死体を写真で撮っていたりと、
なかなかショッキングな内容のものが多く存在していました。
それでも、
私も日本人として受け止めなければならない部分もあるだろうと
歩を進めました。
特に驚いたのは、
展示されているもののほとんどが、
日本兵が身に付けていた物や、
使用した武器・防具などが多いことです。
また、その他にも書物、
戦争に使用したとされる作戦のようなものが書かれた書類や、
現在でいうことろの新聞のような物も展示されていました。
博物館の真ん中あたりからは、
日本が第二次世界大戦で弱体化してきて、
中国が勢いを取り戻し戦争に勝つまでの歴史が細かに記されていました。
壁面は赤一色となっており、
現在の中国に繋がるようなインパクトの残る作りになっていました。
最後には、
中国は偉大な国であり
今後もどの国にも屈することはないという
非常に強い意思のようなものを感じました。
中国は、というより、
中国人は愛国心が強い人が多いと思います。
誰よりも自分の国が好きで愛していると思います。
日本人は平和的で争いと好まない性格の人が多いと思います。
それは法律によるところも大きく関係していると思いますが、
私はもっと愛国心を強く持って、
Yes・Noがはっきり言えるようになったほうが良いと感じました。
中国のことを悪く言う人が多い中で、
世界的にみると、
やはり日本人のお人好しな部分は悪く取られる場合が多いと感じますし、
自分の考えや意見をしっかり持って今後の人生を歩んで行きたいと、
ちょっとスケールが大きめなまとめになりましたが、
そう感じています。
今回は、中国の瀋陽に行ったのですが、いつもであれば上海や韓国経由で向かっていたところを、今回は初めて大連経由で向かいました。大連から瀋陽までは高速鉄道に乗って移動しましたが、これは日本で言うところの新幹線と同じで非常にスピードも速く日本と同程度で乗り心地に関しても申し分ないものになっています。是非この交通手段をおすすめしたいです。