The most magical place on earthと呼ばれるこの場所で
ココナッツミルクタピオカ さん
2024/02/19 投稿
大学生の有給インターンという形で、
半年間ほどアメリカのフロリダ州にある、
ウォルトディズニーワールドという場所で、
キャストメンバーとして働いていました。
ここはThe most Magical Place on earthと呼ばれる夢の国で、
世界で一番大きなディズニーです。
東京ディズニーランドが
約239個分入ると言われるくらい壮大なスケールのテーマパークです。
ここで働くことは私の高校時代からの夢で、
初めてこんなにも本気で挑戦してみたいと思うことでした。
このインターンについて知ったときの胸の高鳴りも、
採用通知が来た時の喜びも一生忘れることはありません。
しかし、ディズニーという場所でお金をもらいながら
ネイティブたちと一緒に働き、
様々な国からくるゲストを対応することは決して簡単なことではありません。
初日からスパルタで鍛えられますし、
学生であることやネイティブスピーカーではないことなども全く関係ありません。
生活も常に多忙で、大学の授業を受けながら、
バリバリに働いていました。
そんな夢の国での忘れられない胸がほっこりするエピソード。
私はディズニー内にある飲食店と、
ディズニーのグッズやお土産などのアイテムを販売するショップで働いていたのですが、
飲食店で働き始めて間もない頃。
私の働く飲食店では、
小さな子供や誕生日バッジをつけている子供たちに
無料でカップケーキを提供する
Magical Momentと呼ばれるサプライズ的なものが行われていました。
そのMagical Momentを行ったときのことです。
小さな女の子がバースデーバッジをつけていたため、
カップケーキをあげると、
その家族みんなが喜んでくれて、
「君は私たちのディズニーでの幸せな思い出を作ってくれた。
もし嫌でなければ一緒に写真を撮ってほしい。
私たちの素敵な思い出として残したいから。」 と言われ、
一緒に写真を撮りました。
この日は私がその飲食店で働き始めて、
3日目とかそのくらい最初の頃でした。
この先ディズニーキャストとしてうまくやっていけるのか不安だった私でしたが、
こんな素敵な言葉をゲストから頂き、
本当にうれしかったことを覚えています。
その後のキャスト生活でも、
たくさんのゲストと関わる中で、
本当にたくさんの素敵なゲストたちから、
たくさんの心に残る素敵な言葉を頂いたり、
一緒に写真を撮ろうと言われたりと、
毎日が大変な日々ではありましたが、
間違いなく幸せなお仕事をさせてもらっていましたし、
この言葉を頂いたとき、
自分がどれだけ素晴らしい経験をさせてもらえているのかを改めて実感しました。
The most magical place on earthと呼ばれる場所で、
Magic makerと呼ばれる仕事をするのは決して簡単なことではなかったけど、
世界中の様々な国出身のキャストメンバーと、
世界中から訪れるゲストと関われるこの場所で働けたことは
私の人生において一生の財産であり、
誇りに思えることです。
一緒に働いたキャストメンバーはもちろん、
ここで出来た沢山の友達、名前も知らない素敵なゲストたち、
私を成長させてくれて、
たくさんの思い出を作ってくれた全ての人に
本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
誰かの特別な1日を作る人として働く。
こんなに幸せなお仕事をする機会を頂けたことへの感謝を忘れず、
これからの将来にこの経験を活かしていきたいと思います。
フロリダ州は基本的に気温が高く、夏は非常に蒸し暑く、秋冬も日本ほど寒くはなりません。しかし、日々の気温の上がり下がりや、一日の中での気温の上がり下がりが激しいため、旅行などに行く際には天気予報をチェックして、大丈夫だろうと思っても薄手の上着などを持っていくことをおすすめします。