圧巻のウルル
TH さん
2021/03/30 投稿
僕は、3年ほどオーストラリアに留学していた時の話です。
ウルルは、日本にいた時からどうしても実際に行きたかった場所。
留学中、学費や生活費を賄うために仕事をしながら、勉強して、
お金に余裕もなかったですが、頑張って働いて、節約して、
この旅費を貯めることができました。
飛行機やホテルをとった一ヶ月前からワクワクが止まりませんでした。
語学学校で知り合い仲良くなった日本人の子と2人で日程を合わせ行くことに。
旅行当日。昼過ぎの飛行機でしたが、朝7時に目が覚めてしまい、
前日に準備していたので特にやることもなく、
時間が経つのがすごく遅かったのを覚えています。
早すぎるくらいに空港に到着し、無事に友達と合流。飛行機に乗りました。
飛行機でも目は冴えっぱなし。時間が経つに連れて、都市部から住宅街、
そして自然地帯、砂漠地域の赤土へと窓の外の景色が変わっていきます。
着陸が近づくに連れて、小さく見え始めたウルル。
遠くから一目でわかりました。
この時もうすでに泣きそうになってました。笑
空港に降り立ち、予約していたレンタカーに乗り込み、
まずはスーパーへ。
貧乏旅行なので、現地のレストランなどでは食事できません。
水や食パン、缶詰、チョコレート、お菓子などなど、
三日間の凌ぐための最低限のものだけ車に詰め込みます。
ホテルについてチェックイン。
荷物だけおろして早速うるるへ向かいます。
ホテルから数十分車を走らせると、ウルルが見えてきます。
もう言葉が出ませんでした。
写真や動画、旅番組でもYoutube上でも何度も見てきて、
形も知っているのに、それを上回る存在感。
まさに"圧巻"の一言。これは実際に行った人にしかわからないと思います。
うるるの近くに車を停めて、周りを一周。会話はいりません。
どれだけ眺めても、周りを歩いても、飽きることはありません。
日没に合わせて、少し離れたところに車を止めてウルルを見る。
これもまた格別。
次の日のには、日の出に合わせて同じスポットへ。
太陽がウルルの真後ろから登ってくる様は、本当に美しかった。
時間によってさまざまな表情が見れました。
さらにこの旅行では、ウルル近郊にある、
カタジュタ、キングスキャニオンというところにも足を運びました。
自然がこれほど壮大なものを作り出すのかと、
本当は人の手が加わっているんじゃないかと思うほど素晴らしい景色が、
両方の場所で見ることができました。
ウルルは本当に行って良かった場所。
現在オーストラリアにいる人は絶対に行ってほしいし、
今日本にいる人も、将来是非行ってほしいと思います。
ウルルはハエが本当に多いです。現地で、帽子に網がついたハエよけが売っているので、買った方がいいと思います。ウルルは観光地でオーストラリア大陸のど真ん中にあり、物流の関係上、物価が高いです。僕が泊まったホテルは、4人部屋で、シャワーやトイレ、キッチンなどは共用。ホテルというよりも、合宿所と言った方がイメージが近いかもしれません。良いホテルやレストランもありますが、それなりに高いです。その辺はよく考えてプランを考えるといいと思います。