スペインのアルハンブラ宮殿の思い出
やまひつじ さん
2021/05/06 投稿
以前、世界の美しい建築を紹介した本を見ていた時、
スペインのアルハンブラ宮殿にある「アラヤネスの中庭」に魅了され、
どうしても一度は訪れたいと常々思っていました。
コロナ禍前に、たまたま仕事の都合がつき、
思い切ってスペイン旅行に行くことにしました。
思い立ったのは良かったのですが、実はアルハンブラ宮殿の入場は、
正規ルートの予約だと半年前からの予約が必要であったため、
ギリギリに旅行に申し込んだ私は、別ルートでチケットを探したりと
かなり難航したのを思えています。
そういう事も重なって中に入れたときの感動は
今でも目に焼き付いています。
グラナダは実際訪れて思ったのが、
他のヨーロッパと違いイスラムの文化が入り混じっている事で、
とてもエキゾチックで魅力的でした。
起伏の激しい地形に建物が建てられている景観も特徴的で、
歴史的な建物も、それを取り巻く町もとても素敵で、
すごく感動したのを覚えています。
宮殿はたくさんの建物があり、
一日で回りきるのはとても大変でした。
本で紹介されていた「アラヤネスの中庭」
を楽しみにしていたのですが、当時のイメージは、
こじんまりして、静寂で美しい空間というイメージでしたが、
思ったより開放的、明るく美しい空間でした。
当時の王族が使用していた事を想像しながら、
しばらくここで思いにふけていました。
アルハンブラ観光を目的にスペインに訪れましたが、
それ以外のマドリードやバルセロナもとても楽しめました。
特に良かったのは、ガイドブックでもあまり乗っていない
郊外の田舎町です。
どこまでも続くオリーブ畑の景色は、とても静かで、
のんびり一日過ごしてみたいと思えるぐらい、魅了され、
観光地化されたグラナダとはまた違った良さが体験できました。
個人旅行は、かつては大変だったのですが、
今はスマホもあってかなり安心して行える様になりました。
また、日本円をユーロに変えて大金を持ち歩いていましたが、
あまり使う機会がありませんでした。
というのも、キャッシュレス化が進んでいる事で、
現金を使う機会があまりなく、支払いもスムーズで、
あまりお金に困る事がなかったのも良かったかと思います。
その点で、随分旅行も楽になったと思いました。
今は海外旅行が難しい時期であり、
旅行に行きたい気持ちが日に日に高まってきております。
あれこれTVやネットで海外の映像を見て楽しむしかありませんが、
コロナ禍が落ち着けば、また刺激をもらいに海外を訪れたいと思います。
スペインの観光施設は、訪れる人が多いため、事前予約が必要なところが多いため、事前に日本のサイトで予約を済ませておくことをお勧めします。