大連~瀋陽 極寒の地での経験
ばどすちん さん
2024/01/18 投稿
私は日本で仕事をしている社会人です。
国籍は日本、いわゆる純粋な日本人なのですが、
家族が中国にいるため、今回訪問することとなりました。
中国に行くのは人生で3回目ですが、毎回行き先は家族がいる瀋陽です。
これまでは上海や韓国を経由して飛行機で行っていたのですが、
今回から初めて大連経由で向かうこととなりました。
まずは日本から大連に飛行機で向かいます。
大連って日本から近いんですよね、けっこうあっという間に着きます。
機内では中国人の方々に話しかけられ、
拙い中国語で対応させて頂きましたが、
楽しく機内時間を過ごすことができました。
中国人の方って
日本ではメディアなどの影響もあって良く思われていないことが多い気がします。
ただ、実際にはフランクでフラットな人が多い気がします。
良くも悪くも他人に気を遣わないし、
それが日本人にとって嫌と感じさせることもあるのでしょうが、
私は中国人の気質が大好きです。
YesとNoがはっきりしているため、
曖昧な表現が少なく、意思表示が明確です。
さて、大連に着いてからの話になりますが、
大連から瀋陽への移動は高速鉄道というものが存在します。
これ、インターネットで調べると、
ほぼ新幹線と同じ速度で走るんですね、すごい。
実質新幹線でしょうね。
そして、空港に着いてから高速鉄道の駅に移動するために外に出ると、
なんと空港にある気温表示計には-12℃との表示が。
ビックリしましたね。
日本ではそうそう体験できない気温です。
上着は4重、ズボンは2重、
防寒ブーツにニット帽にネックウォーマーに手袋にマスクに・・・
もうこれ以上ないくらいの装備に挑みましたがそれでも寒かったですね。
そして、高速鉄道で約2時間ほど移動・・・ついに瀋陽に到着しました。
高速鉄道は日本の新幹線とほぼ同じですごく快適でした。
中国だから内装が悪い、
走行に関して不安があるなどといったことはありませんでした。
あ、ちなみに写真は大連駅の写真ですので是非ご覧ください。
そして、瀋陽について家族が駅まで迎えに来てくれたのですが、
外に出る前に空港内の外気温表示計を見ると、
まさかの-18℃、
これはもう参りました、寒いこと寒いこと。
中国の東北地方はすごく寒いです。
家族の家に行き、くつろいだり、久々に会えた喜びを分かち合ったり、
近況を伝えあったり、
一緒にアルコール度数54℃もある白酒を飲んだりして
充実した日々を過ごしていました。
瀋陽に到着して数日経ったとき、まさかの最低気温-27℃という日がありました。
この日はもうどんな装備で外に出ても
顔がヒリヒリしてとても耐えられない状況でした。
ただ、家の中は床暖房、オイルヒーター?なのか
石炭暖房なのかすごく温かく半袖Tシャツでも過ごせるほどなんですね。
日本ではなかなか体験できない極寒生活を経験して、
やっぱり寒くても0℃前後しか経験しない日本がいいな、と思いました。
ただ、中国はすごくエネルギーに溢れている町ですね、
人に活気があって、愛国心が強く皆が一致団結しているように見えました。
また機会があれば中国に行きたいと思いました。
中国に行く場合は円を元に変える必要がありますが、その際には是非外貨両替ドルユーロで交換して行って下さい。銀行などで交換するとかなりレート的に損をしてしまいます。また、中国は独自のネット環境でいわゆるラインやGoogle系サービスは使えません。使いたい場合はポケットWiFiなどを事前に準備することをおすすめします