カウントダウン
おっくん さん
2024/01/18 投稿
毎年ヨーロッパのどこかへ訪欧していましたが、
ここ4年はコロナの影響で訪欧を断念しておりました。
今年は4年ぶりに出国し、
23日間のバカンスをフランスとスイスで過ごしてきました。
現地では高齢の方を中心にまだマスクを着用しておられる方もチラホラお見受けし、
またコロナ影響で閉店したお店も数多くありました。
宿泊先はいつもアパルトマンなのですが、
エレベーターの定員数も決められており、
ロビーでの立ち話も制限され、まだまだコロナの爪痕を深く感じました。
フランスなどでは既にコロナに対しては寛容というイメージがあり、
ホテルと一般住宅ではかなり違っているのだなと感じました。
今年はパリで年を越したので、数年ぶりに凱旋門のカウントダウンへ行きました。
速報値で、100万人を超える方々が集まったらしいです。
しかしそこは文化の違う外人といいますか、
日本人なら恐らく何時間も前に並んで良い場所の席取りに走ると思います。
しかしカウントダウン2時間前でもまだまだ余裕の状況であり、
イベントの始まる20分前の少し前からようやくゾロゾロ並び始めるくらいのものです。
先頭をきって何時間も前から並び、場所取りをしているのはアジア人ばかり。
それもそれで何も問題はありませんが、
こういうところで欧米人との性格の違いを感じます。
私たちもカウントダウン30分くらい前にボチボチと並び始めたところ、
あるあるで欧米人は巨人ばかり。
身長の低い妻の前に、
2m近いだろうと思われる巨人族が数人立ちはだかるという始末。
でも決まった定位置があるわけでもなく、
こればかりは仕方なしといったところ。
しかしこれもあるあるで、レディーファーストが文化の欧米。
身長の低い妻が真後ろにいることに気付いた巨人族が妻に、
見えないよね?ちょっとズレるよ、或いは前に来る?といった有り難いお気遣い。
何気ない一コマと言えど、あー海外にいるんだな今と、しみじみ感じた一瞬でした。
あのスマートな気遣いは、外人ならではと思います。
日本人だって気遣いは負けませんが、
あのスマートさはDNAに組み込まれている
外人特有の不思議なものなんだろうといつもそう思います。
そんなこんなで、
人混みにもまれながらも
何とか数年ぶりの凱旋門カウントダウンを見ることができました。
23日間も休んだので休暇明けの仕事量が怖いのですが、
久しぶりの海外でしっかりリフレッシュできたので、
また現実世界で仕事を頑張れます。
いつか欧州へ移住するという夢実現を希望に!
欧州では日本よりもずっとクレジットカード文化ですが、最低限価格以上しか使えないお店も多いので、少なくとも現金は所持しておくことをおすすめします。1ヶ月程度の滞在で、300ユーロもあれば十分だと思います。