英国紀行雑感|みんなの旅話

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英国紀行雑感

jjさん

2018/09/13 投稿

 

ポンド換算で何やら物価が高いとおもっていた英国ですが、パブだけはリーズナブルな値段で飲み食いかつテイクアウト(こちらではテイクアウェイというようですが)もできます。
当初はパブというと労働者とか貴族とか階級社会なので思い込みで、ややこしいことがあるのかと心配していましたが、ロンドンなどはもはや人種の坩堝状態でアラブやアジアなど多民族化しておりその心配は全くありませんでした。

純粋な郷土料理は別として、インド人のカレーやタイ料理、イタリア料理は良。
ただしスーパーにある寿司など日本料理にはちょっと手が出ませんでした。
あまり接触は多くありませんでしたが、英国人の日本人に対する態度は非常に好意的でした。

スーパーまで道をお訪ねした男性はわざわざその場所まで同行していただいたり、ドーバーに近い白亜の断崖のセブンシスターズでは写真のシャッターを押していただいたご老人にはあんたは日本人か?と聞かれ、横浜にペンフレンドがいらっしゃったがもう亡くなったとお話されていました。
多民族国家となった英国では階級社会が表面的に緩和されているのではとも感じられました。
報道や歴史、私のいままでの思い込みからスコットランド、ウエールズなどの確執もあるのかの思っていましたが、これも表面的にはそれほど感じられませんでした。

多民族化すると社会や人の意識がどう変わるのか。
今回の旅では、観光地中心で高級住宅地のみを尋ねましたので全く危険なこともなく、全体像をつかめませんでしたが、おそらく地域によって差があると思われ、夜にはいかない方が良いところも確かにあると思われます。
また、リバプールなどの工業地帯も変質していまは観光に力を注いでいるようでした。地域の格差もあるのかとも感じられました。

今回ははじめての英国旅行でしたが、安定成長期に入った状況のなかで、どう発展させていくのか、また世界のリーダー役を今後も担っていくのか、その答えのひとつが多民族化なのか。
日本も同様に高い成長が望めない状況のなかで、感慨深い旅行でした。
ただし、スコットランドから南イングランドまで縦断したなかで、同じ島国でも、英国は高い山がなく平地が続きそれも森が喪失して広大な農場や放牧場が延々と続く広々とした国土でした。
それでも小麦は取れるがブドウなど農産物の種類は少かったそうです。
英国の料理はあまりうまくないといわれていましたが、実際その傾向はあるようです。

人の話では英国人は世界のリーダーとして質実剛健を求め、食材の貧しさに加え食にあまり重きをおかなかったのではとの説明もありました。
今は大きな英国人(欧州人)も昔は小さかったがアンデスからポテトが入って大きくなったとの話もありました。
そういえばワーズワースのベッドも小さかった。

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旅トクアドバイス

ロンドンの見物には、市営地下鉄の1日券(5ポンド程度)を利用すると、一定の範囲で乗り降り自由でお得です。さらにこの券で赤いロンドンの2階建てバスにも乗り放題です。ただし、バスは渋滞などで時間がはっきりせず、地下鉄が便利です。また、防犯上、地下鉄ではドア近くは危ないので立たない、2階建てバスでは2階に人が少ないと危ないと言われています。

 

【 広報チーム さいとぅ さん】

ジブリ映画「思い出のマーニー」で見たような素敵なお家とお庭です!!
イギリス行きたいーーーーーー

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