南原市「カンハル」にある長いブランコ
愛さん
2019/05/22 投稿
主人と子ども3人で韓国の全羅北道南原市という場所に行きました。
小さい時に行った事がありますが、久しぶりに行って来ました。
南原市はやや静かな田舎の町ですが、そこには「カンハル」という名所があり、有名なお話しが伝われています。
遊女である「チュウヒャン」という女の子がいました。
彼女はお母さんと二人で暮らしていました。
彼女の家に高い地位のある息子が訪ねて来て愛し合うことになります。
その高い地位のある息子は結婚を約束して学問を磨くために地元である南原を離れます。
かなりの日が経ちますが、その息子が帰って来られず南原市を治める君主が彼女を何度も誘います。
しかし、彼女はその要求に応じないので、牢に入り結婚を約束したその息子を何年も待ち続けます。
結局その息子は学問を磨いて南原市を治める君主より高い地位のある人となって戻って来ます。
そして町を正しく治めない悪い君主を懲らしめ、彼女と幸せに暮らすことになったというお話しです。
死を覚悟して一人の男だけに心を注ぐ彼女の忠実さに今の時代に何かを訴えるようで感銘的でした。
そこには彼女が入った牢や彼女が住んでいた家や実物の象などが展示されてあります。
特に何より長いブランコは日本にもないので印象的でした。
少し怖かったんですが乗ってみました。子どもも楽しく乗っていました。
韓国にはしゃか様のお誕生日を祭る日かありますが、その時「カンハル」というこの場所で大きな行事を行います。
そこでこの長いブランコを一番高く乗る人が選ばれ賞をもらうそうです。女の子だけの競技です。
また、昔の韓国服を着て記念写真を撮りました。
「チュウヒャン」が着たという服を着たり「チュウヒャン」と愛し合った男の子の服も着れます。
私は「チュウヒャン」が着たという服を娘は相手の男が着た服を着せてもらい記念写真を撮りました。
その写真は今も玄関に飾ってあります。
見るたびに一人の男に忠実であった「チュウヒャン」が思い出します。
6歳の娘に説明しても良く分らないようでしたが、長いブランコが楽しかったと言っています。
また高速バス駅周りにある料理屋さんの鍋料理が印象的でした。
魚の料理を注文しましたが、大きな鍋に魚が入っていてみんながおその1つで食べましたが、魚の料理が入っている鍋があまりにも大きかったのでビックリでした。
また量も多くて食べきれず残してしまいました。
日本では考えられない事だったのでその鍋とその料理が忘れられません。
美より美味さを考える韓国人の大らかさを感じました。
そんなに高くもない値段なのにその心遣いがあまりにも大きいと思いました。
また南原市に行ったら美味しかったのでぜひ再び行きたいと思っています。
もし、韓国の全羅北道南原市に行くなら食事は高速バス乗り場にある周りの店に行くことをお勧めします。
●コメント
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【 広報チーム さいとぅ さん】
すごい!!これまだ上に続いてますね。本当に長いですね!!
私ならこげないと思います><