モアイの島・イースター島!白砂のビーチもあるよ!
きょうちゃんさん
2018/10/27 投稿
以前、南米パラグアイに在住中、お隣の国・チリのイースター島に旅行しました。
日本から行くと絶海の孤島・イースター島はかなり行きにくい所ですが、パラグアイの首都アスンシオンからはチリの首都サンティアゴまで2時間半、そこからイースター島まで約5時間のフライトで、発ったその日のうちに島に着けました。
パラグアイとサンティアゴは時差が無いのに、同じ国内のサンティアゴとイースター島は2時間の時差があり、チリの海岸線からイースター島までの距離は3700km!
一番近い島まででも1900kmという、まさに南太平洋の孤島です。
サンティアゴの空港に着くと、さっそくお土産売り場でモアイがお出迎え(笑)
お土産売り場の棚の端っこがモアイになっていて、店内にはモアイグッズもいっぱいでした。
そして着いたイースター島。そこはまさにモアイの島でした!
遺跡観光ではツアーに参加。ミニバスで島内の遺跡をめぐります。
倒れたモアイや崩れたモアイも多く、きちんと立っているものはほぼ後世に立て直されたもののようです。
島内に散在する遺跡の中でも圧巻だったのはモアイの切り出し場のラノ・ララク!
島内のモアイはすべてこのラノ・ララクの丘から切り出されたそうで、現在でも製造途中のモアイや運ばれるのを待つばかりのモアイがまるで放牧の羊か何かのようにあちこちに点在しています。
島内に900体あると言われるモアイのうち、397体がこの丘にあるそうです。
遺跡は島の唯一の村・ハンガロアのすぐ近くにもあります。
ホテルから散歩に出ると、あちらにもこちらにも、遺跡とモアイ。
また、遺跡でなくても、道路沿いに・レストランやホテルに・庭に・空港に・・・
あちこちにイミテーションのモアイがあって、だんだん視界の中にモアイがあるのに慣れてしまうくらいです(笑)
観光の島だけあって、徹底していますね!
イースター島は回りに何も無いので、潮や風の影響をさえぎるものも無く、海岸線は強い風と波に洗われています。
火山の島らしく海岸はごつごつとして穴だらけの溶岩石がごろごろ。
倒れたモアイや崩れたアフ(モアイの台座。古くはお墓だったようです)が混ざっていることも。かなり荒涼とした景色です。
その中で、たった1箇所だけ、白砂のビーチがあります。
島の北側の入り江にあるアナケナビーチです。
まるで砂を運んできた人口海岸かと思うくらい、唐突にきれいな白砂が広がっています。
ビーチの周りにはタヒチから運ばれたココヤシの林が広がり、別世界に来たようなトロピカルな雰囲気です。
地元の人にも人気が高いらしく、行ったときは一応冬だというのに水着で肌を焼く人、海に入る人(!)までいました。
同行した知人は海大好き人間で海に入りたい入りたいと言っていたのですが、どういう海岸か旅行前に事前情報が無かったので水着を用意していくのを諦めてツアーにでかけました。
ところがこんなにもきれいなビーチで泳いでいる人も居たために、今でも「イースター島で泳がなかったのだけが残念だ」と言っています。。。
まあ、同じツアーで海に入った強者は、「さ・・・寒い!!」と言って震えて上がってきてましたけどね(笑)
日本の秋~春に行くならば、水着を荷物に加えることをお勧めします^^/
イースター島は3つ火山がつながって出来た火山性の島で、カルデラ湖がひとつあるものの川は無く、水がとても貴重です。水道の水は海水の脱塩水か再生水?なのかなんともいえない薬っぽい匂いがあるし、ミネラルウォーターは5リットルで10ドルもします。雨は降るため意外と緑も多くて行く前に想像していたほど荒涼としたところではありませんでしたが、農業や牧畜はあまり盛んではないようで、食品は島外からの運送に頼っているのか高い!旅行用の携帯食など多目に持ち込むと良いと思います。
●コメント
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【 広報チーム さいとぅ さん】
あのモアイ!いいお写真ですね〜!
一生に一度かもしれないと思うと、私も寒くても凍えながら入っちゃうかも笑