エレファントロックのヒツジ
それでもさん
2018/10/27 投稿
私たち2人は、2017年12月に約2週間ニュ―ジ―ランドの南島をレンタカーで回りました。年は60代後半です。
クイ―ンズタウンの空港でコンパクトカーを借り、旅行の始まりです。
英語がほとんど分からず個人旅行は、困難なことは理解していました。
家内が8年前に脳内出血をおこし、その後遺症で右半身まひです。
失語症と言う障害もあり、ツア―の旅行は無理でした。
個人旅行の計画を立てる上で、幾つものチェックポイントがあります。
バリアフリーの環境がある程度確立している国。
交通ル―ルが遵守してされ車での観光ができること。
観光地で何ができるか・・・階段、坂の有無・路面が土か、アスファルトか、凹凸の程度、距離などたくさんあります。
また、空港の施設では、搭乗口から機内へのブリッジがあるか、なければ、リフト車があるかなど。
難しい点を考えて、行くことが出来ない国、都市も多々あります。
オ―ストラリア、ニュ―ジ―ランドは、障害者にとっては、ハ―ドルが低いと思います。
でも、そうは言っても困ったこと、失敗したことは多々あります。
それを紹介します。
行く時はオ―クランド乗換、クイ―ンズタウン着の便でした。
クイ―ンズタウンで、預け入り荷物が届いていなく、その対応を英語でやらなくていけません。
最終的に、荷物は次の便で届き次第、宿泊するホテルに連絡を入れるとのことでした。すごく疲れました。
次にレンタカーを借りにカウンターに行きました。無料でグレ―ドアップしました。
ところが、シートの座面が高すぎ家内は、乗車に大変でした。
また、港空のカウンターへ戻り、訳を話しコンパクトカーにします。
また、英語の壁です。さらに疲れが増します。ホテルでは、車預入の「バレット」が聞き取れず、またまた疲れます。
でも、どうにかしてホテルの部屋に入り、少し「ほっ」とします。
しばらくして、どうも部屋の中が暑いのです。エアコンが故障していると思いました。
勇気をだし、フロントに電話します。
「テラスが・・・・」しかわかりません。
なんのこと??サ―ビスの人が来てくれました。
そして、どうしてか何もしないのに正常に動きだしました。
テラスの窓を閉めないと、エアコンスイッチが入らない。そんなことありますか。唖然とします。
1日目苦労の連続でした。
時間があったので、ゴンドラに乗りました。
スタッフが、乗車時ゴンドラの動きを止めてくれました。ありがとうございました。
次の日はグレキ―ノへドライブしました。日本とは違う樹木が見れ良かったです。
クイ―ンズタウンで2泊したあとは、アテナウへ向かいます。
宿泊施設はモーテルです。
大きい町以外は、ホテルはほとんどないです。
モーテルがアパートメントです。シャンプー、リンスはありません。
次の日は、楽しみにしていた、ミルフォードサウンドへ行きます。
駐車は運よくスペ―スがあり、ラッキーでした。
また、駐車場で「Weka」を見かけます。本当に飛べないんですね。
2週間少しの旅行で、色んな所へ行き、色んな珍しものを見ました。
映画のロケ地、エレファントロックが今でも、その光景がヒツジとともに残っています。
今度は、北島へ。
Taieri渓谷鉄道に乗ると、その景色に心驚かされます。12月のルピナス街道は、もうあたり一面に花が咲きほこりすごいです。一方Taieri鉄道では、岩山一面がヤマブキ色に染まります。そのスケールの大きさに感動しました。
●コメント
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【 広報チーム さいとぅ さん】
これはとっても貴重なお話だなと思います。
大変なことがいっぱいとのことですが、それでもさんが、それでも奥様と海外旅行を楽しもうとするお心がもう本当に素敵だと感じました!
これからのお二人の旅もぜひ応援させてください。