ベネツィアのカーニバル|みんなの旅話

みんなの旅話~ほっこりアルバム~

ベネツィアのカーニバル

よしよしさん

2018/10/27 投稿

 

この日は年に一度のカーニバル、それだけにただでも込み合うベネツィアは興奮の只中です。
中世の貴族風のコスチュームが多くみられる中、我々は目だけをかくすマスクで、それでも何かはずかしそうです。
上から下まで徹底したコスプレでキメたカップルにカメラを向ければ、それなりの反応を返してくれます。
フルフェイスのマスクですから表情は見えませんが、きっと楽しくてたまらないのだと思います。非日常の極致です。

緑の目をした美しい女性が、黒いとんがり帽子と黒のマントを翻して雑踏の中を泳ぐように歩く姿は、ぞっとするほど魅力的です。
ベネツィアといえばゴンドラですが、観光の目玉とはいえ、一人4000円とはいささかお高くありませんか。
せいぜい2,30分の船旅(?)がです。

それと困ったことには一切ベンチのような、ちょっと座って一休みみたいなところが全然ないことです。
白いきれいな椅子が並んでいるのはすべてその近くのレストランのもので、何か注文しないといけません。
それよりなにより空席が見つかりません。
やっと空きを見つけてビールを飲みましたがトイレがまた少なくて個室が1個だけ。長い列ができます。
それでもカーニバルを楽しむ人々は増えるばかりで有名な橋の上はほとんど身動きができません。

込み入った路地は幅がとても狭く、交互に通行するものですからもう大変です。
路地の両側にレストトランやらお土産屋さんのお店が立ち並んで、そこから出るひと、入るひとでさらにごった返します。
イタリア周遊ツアーの1ページですが、ベネツィアは2都市目で、最初の都市はミラノ、他ではフィレンツェ、ローマでした。ど
こも初めてのことなので思い出いっぱいの旅行でした。

ヨーロッパは遠く、乗り継ぎだと20時間もかかります。
知らないこととて、3食続けて機内食には辟易でした。
エアバスA380には是非乘ってみたかったのでエミレーツにしたのですが、エコノミーシートが狭く感じられ、その状態で長時間座っているのは苦痛でした。
スリッパや最近よく見かける首に巻く枕のような物は機中泊には必須です。

A380は総二階の旅客機ですが、上のデッキはビジネスクラスが70、ファーストクラスが40席くらいだそうで、下の階はエコノミーが約400席だそうです。
ツアー料金の差は主に飛行機代だと聞きますが、まさにここに差が出るのでしょう。
いつかはフルリクライニングで機中泊ができる旅行がしてみたいものですが2倍、3倍ですから、その分他の国に行きたいと思うのは凡人の悲しさでしょうか。

ちなみに来週は香港、マカオに行きます。妻にとっては未開の地、近くてもいい、安旅でもいい、非日常を楽しんできます。

コメントボタン

旅トクアドバイス

ミケランジェロの「最後の審判」は見ましたが、ダ・ビンチの「最後の晩餐」は見られませんでした。見たい人は日本で予約券をゲットしておくのがいいみたいです。

 

【 広報チーム さいとぅ さん】

私も一度ベネチアにいったことありますが、ちょうどそのお祭りのあとで、紙吹雪の残骸だけ楽しみました(笑)
あと機内食3回、結構大変ですよね。。

写真一覧をみる ≫

●コメント

コメントはどなたでも投稿いただけます。お気軽にコメントしてください!