銀河のようなショッピングセンター
ELISAさん
2019/06/18 投稿
北京というと、一昔前は自転車ばかりが街に溢れているイメージでしたが、今回訪れてみて、外車が大変多いのを感じました。
むしろ、日本車はほとんど見かけませんでした。
監視カメラや警備員がそこかしこに居て、治安も日本よりいいくらいでした。やはり社会主義国だからか、方針が決まると早いというか、故宮周りの屋台は、整備された区画に移動して、前門あたりは銀座のような綺麗な街並みでした。
既に電柱は全て地下に埋める方針ですすんでいるそうです。
今も今後も、より発展していく勢いを、常に感じました。
なおかつ、日本と比べて、土地の大きさが俄然違うからか、どれもスケールが大きいですね。
この、銀河のようなショッピングセンターも、建築家はザハ・ハディトで、例の新国立競技場の建築家ですが、日本は資金不足で建設中止になったわけです。
一方、このショッピングセンターは、銀河系をイメージさせるために、無駄なスペースが多く存在するデザインでありながら、こうして現実化されているわけです。
実際、テナントをみてみると、ほとんど空きでした。
故宮など、歴史ある世界遺産が多い中で、こうした現代建築が多いのも、北京の魅力だと感じました。
歴史と現代の勢いを、両方感じてこそ、北京を満喫できるような気がしました。
オリンピック建築である、鳥の巣や水立方は、今でもライトアップされていますし、夜中になるとそうした施設の周りで、太極拳をやる人が大勢群がってくる、その建築と人とのコントラストも、とても趣がありました。
中心部を歩いていると、どの駅にもショッピングモールがあるんじゃないかというくらいありました。
ど派手なショッピングモールや、西洋建築を思わせるような大理石作りの建物など、歴史ある建物との対比が面白かったです。
もちろん故宮も、ひとつの街のように広い敷地で、豪華絢爛な装飾に加え、自然の変わった石を貴重なものとして多く展示されていたりなど、独特の感性を感じさせました。
以前の皇帝の庭園を言われる頤和園にも足を伸ばしましたが、人工湖とは思えない大きな湖があり、その湖畔には長廊がありそこを歩けば、都心からは一歩距離を置いた、癒しの空間でした。
「歴史と現代の対比」という点に注目すれば、古くからある小さなお店でもバーコード決済が普及している点なども、あります。
あれほど近代化されていながら、タクシーの運転手などは、一言も英語をしゃべらないことがほとんどでした。
その点は日本も大差無いのかも知れませんが。簡単な英語の単語も理解してもらえず、結局中国語ばかりで話しかけられるということが多かったです。
故宮や万里の長城は、事前にチケットの入手が必須。バーコード決済は、中国に銀行口座を持たない日本人の場合、現時点では実質Alipayしか使えないし、中国人の人から送金してもらう価値でしたチャージもできない。mobikeというシェアバイクも便利。
●コメント
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【 広報チーム さいとぅ さん】
確かになんだか宇宙空間みたいでかっこいいですね!
進化から歴史を感じる旅もいいなと思いました。