インドの優しいマダムたち|みんなの旅話

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インドの優しいマダムたち

はるるんさん

2018/12/10 投稿

 

先日、インドに行った時のお話です。
本当に念願のインドで、 インドに来たからには必ずタージマハルでサリーを着ていきたい! っていう夢がありました!
数日前にインドでサリーを手に入れ、ホテルで着る練習をしたのですがやはりうまくいきませんでした。

もう一か八か、現地の近くに行ってインド人女性にお願いしてみようと友人とそう話していました。
正直、下調べではインドの人はよく嘘をつく、だのずっと話しかけて来る人ばかりいるって言うのをネットで見て、 デリーにいた時も確かにこんな人ばかりだなぁって印象だったので、着せてもらうのは勇気がいるなぁって思っていました。 ただの偏見なのですが。

タージマハルの近くの駅に着いた時、女性専用の待合室のようなところで 3人、年配のマダム達が座っていました。
待合室なので、頼んでも電車がもうすぐ来てしまう、とかで断られるかもしれないと恐る恐る頼んでみると、ニコニコと問題ないよ〜!と、 私と友人のぶんも綺麗に着せてもらいました!
ですが、その時知ったのですがサリーには安全ピンが2つ必要だったのです。
ないと、すぐに着崩れしてしまい、歩くのさえ難しくなります。
安全ピンを代用するようなものも私たちは持ってきていなかったので、 そのマダムたちが安全ピンないかと別の知らない女性たちに聞いてくれたりしましたが みんなもちろん持ってないようで、途方に暮れていると、そのマダムたちがつけてた安全ピンを私たちのサリーに...!

遠慮したのですが、 「あなた達はせっかく美しいサリーを着てるから、悲しい思いをして日本に帰って欲しくないの。私たちは大丈夫よ」 って言ってくれて...。
こんな見知らぬアジア人の若者ににここまで優しくしてくれるなんて、と目に涙が溢れました。
チップも渡そうとすると要らないって言われちゃって。 ものすごく綺麗だわ!ってたくさん褒めてもらったり。
この美しいマダム達のおかげで スムーズに綺麗なサリーを着てタージマハルを観光することができました。
インド旅行の中でも1番印象に残っています。

そのマダムたちにはもう会えないと思うけど、こんなに素晴らしい人の優しさに触れることができて、心が満たされました。
わたしも仕事で、海外の人とも接することが多いので、 もちろん日本人もですけど 困っている人がいたら、自分から助けてあげたり、優しくしてあげようと思いました!
こういう経験のおかげで、もっともっと海外旅行が大好きになりました。

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旅トクアドバイス

 

【 広報チーム さいとぅ さん】

うわーこれは忘れられない思い出になりますね!
実際に会ってみなければわからないことばかりだよなって感じました。サリー姿、ステキです!!

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