バリ島ローカルレストラン
斎藤真さん
2019/05/28 投稿
2017年にバリ島に行ったときの話です。
出発前に現地オプショナルツアーを連日予約し、主要な観光地はほぼ制覇する予定でした。
一日目に参加したツアーの最中、日本と異なるインドネシアの文化(多数の民族、方言、宗教、食事)などが気になった私は、空き時間にガイドさんに熱心に話しかけ、色々なことを教えてもらいました。
ガイドさんは日本に数年住んでいた方で日本語も達者で、同世代だったことからすぐに仲良くなりました。
特に食べ物に興味を持っていた私をガイドさんも嬉しく思ってくれたのか、夜、地元民しか行かないようなローカルレストランに行こうと誘われました。
そして仕事終わりに彼は私が宿泊しているホテルにバイクで迎えに来てくれました。
しかも私は友人と二人だったため、ガイドさんも友人を連れてきてくれ、バイク二台で夜の街をツーリングしました。
レストランに行く前に、インドネシア人用のお土産店に連れていってくれました。
言われていた通り店内は他の地域から来ていると思われるインドネシア人ばかりで、日本人や外国人の姿はなく、価額も現地人向けでした。
ご存知の方も多いかと思いますが、インドネシア含め東南アジアの旅行者向けのお土産店は、価額を提示しておらず、相手の言い値から値下げ交渉を重ねて購入するスタイルが多いので、最初こそ新鮮で楽しいそのやり取りも、連日続けばさすがにうんざりしてきます。
特にバリ島は日本人へのふっかけ価額が半端ないため疲弊してきます。
そのため、この明朗会計のお店は安心して買い物できる心地の良いお店でした。
その後、ガイドさん行きつけのローカルレストランに連れていってもらい、現地人向けに味付けされた辛い料理を楽しみました。
正直味は好みが別れますが貴重な体験でした(私は好きでしたが友人には合わなかったようです)
ただ価額は観光地のお店と比較して3分の1くらいだったので大分安上がりでした。
その後、屋台巡りもしてくれて南国のフルーツやデザートも食べさせてくれました。
すっかり仲良くなった私達に、翌々日は仕事が休みだから観光客が行かないような綺麗な寺院に連れていってあげると提案されました。
お礼は食事のみでいいとのことで、すごく行きたかったのですが、連日オプショナルツアーの予約を入れていた私達は泣く泣く断るしかありませんでした。
彼とは今でもたまにLINEしており、日本語を教えてあげたりしています。
またバリ島に来ることがあれば案内するので教えてほしいと言われており、良い友人関係を築けていると思っております。
この旅行で後悔したことは、事前にオプショナルツアーの予約を連日入れてしまっていたことです。もちろんこんな出会いがあることは予想できませんが、オプショナルツアーは現地でスマホから日本語で予約できるので、出発前に焦って詰め込みすぎると、こういった突発的な誘いに対応できません。また、当然ですが現地の文化を学び、尊敬する姿勢が最も重要です。
●コメント
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【 広報チーム さいとぅ さん】
これはうれしい出会いですね!
ガイドブックにも載っていないところにいけるとより海外にいるって実感してワクワクしますよね!