レモネード
あいさん さん
2019/09/30 投稿
アメリカの大好きな家族のところで、ホームステイをしました。
小学生と中学生のホストブラザーと毎日、プールに行ったり音楽を演奏したり、海ではしゃいだりして遊んでいました。
彼らと同じくらいの年の男の子が近所に住んでいるのですが、その子たちとも仲が良かったのでよく一緒に遊んでいました。
するとある日急に、「外でレモネードを売ろう」と言うのです。
私は最初何を言っているのか分かりませんでしたがついていってみると、パラソルを立ててポスターを貼って、レモネードを作ってコップを用意して、、、。
レモネードを売る準備をせっせと始めました。
どうやら、これまでにも近所でレモネードを売ったことがあったようです。
日本で子供たちが外で子供達だけで何かを売っている光景を見ることはほとんどないと思いますが、アメリカのこの町ではそんなにめずらしいように思いました。
売り始めて、なかなか売れないのではないかと思っていましたが、車で通りかかった人々が次々に「レモネードをちょうだい」と買っていってくれたのです。
地元の人々の中には「レモネードはいらないから、お駄賃として持っていなさい」と言ってお金だけ渡す人もいました。
子供達を温かく見守り、頑張りを応援する地元の人達の愛情に触れた瞬間で心が温かい気持ちになりました。
それと同時に日本にもこのような文化が広まればいいのになぁと思いました。
子供達が話し合いながらどうやって宣伝したらみんなに気づいてもらえるのかなど、議論し合っていて、お金を稼ぐ大変さや、どうやって役割を分担したらうまく行くのかを実践的に学ぶいい機会になっていたと思います。
結果的に、Lemonadeと段ボールに書き、それを体の前と後ろにかけて、近所を歩いたり自転車を漕いで家の周りを回ったりして宣伝していました。
全て手作りで行っていて、自分達で試行錯誤しながら宣伝方法をどんどん変えていっていて、とてもいい気づきや学びをしているんだろうと思いました。
周りの大人が協力して、子供達が楽しみながら安心して何かに夢中になれる環境がとてもすてきだと思いました。
私の地元でもそんな光景を見ることができたらいいなと思いましたし、夏休みの自由研究など、日本の子供達が周りの人達を巻き込んでどんどん面白いことに挑戦できる環境を作っていきたと思いました。
学校のグループワークなど、機会を与えられて何かを始めるのではなく、子供達が自分達から何かを協力して始めたいと思うような未来を創っていきたいと思います。
ニュージャージー州のICHIBANというレストランのパフォーマンスが面白かったです。
●コメント
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【 広報チーム さいとぅ さん】
たまにアメリカの映画でレモネードを子供たちが売るシーンとかありますよね!
こんなにいろんな学びがあったのですね。