世界はひとつ
アップルパイさん
2018/09/05 投稿
2週間の家族旅行でイギリスに行った時のことです。
ウェールズは今回で4度目ですが、子連れ旅は、初めてでした。
雨のイギリスと言われていますが、お天気が良く気持ちよく晴れたので、南ウェールズ、カーディフのマウンテンビューランチ(牧場)に行ってきました。
その敷地内のGruffalo trailは、子供にオススメです。
グラッファロウというモンスターが主人公の絵本をもとにしたテーマパークのようなところですが、広い敷地内の森の中にあるので、絵本や物語を知らなくとも、様々な動物や妖精を探したり、アスレチックで遊んだり、誰もが憧れのツリーハウスで遊んだり、のびのび体を動かしながら冒険を楽しめます。
Gruffalo trail以外にも、巨大トランポリン(年齢制限有り)やミニ動物園、アスレチック、砂場、ホビットの家など、広い敷地内に様々なスポットがあるので、1日中遊べます。
寒い時期には、焼きマシュマロなどのアウトドア体験もできるようでした。
3歳の娘は、Gruffaloのキャラクターだけは知っていましたが、絵本の内容までは理解していませんでした。
それでも、森の中を駆け回り、スタンプラリーをしてすべて揃えるともらえるというステッカーを手に入れるのに必死でした。
今回は子供メインの場所なので、親はただついていくことが多かったのですが、子供は、言葉の壁や人種差別といった壁を持っていないので、すぐに周りの子供たちと仲良くなっていました。
日本語と少しの英語、身振りを使って一緒に遊ぼうアピールをすると、最初は意思疎通できなくとも、不思議とすぐに一緒に遊ぶようになっていました。
道具をどう使って遊ぶのか、私にはよく分からず、娘もなんとなく使ってみたものの、いまいち楽しさを見いだせないでいると、小さな女の子が寄ってきて、お手本を見せてくれました。
イエス、ノーと言うだけ、笑顔を見せるだけ、そんな簡単な仕草だけでも二人はもう友達になり、それからしばらくはキャッキャッと一緒に遊んでいました。
娘より少し年上の女の子は、何も言われなくとも小さい子たちの安全を見守りながら、譲ったり、順番をまったりして、上手にあそんでくれました。
それを見守る親たちも、自然と話すようになったりして、子供が繋ぐ縁で広がる輪は、みんながほっこりする気分になりました。
最後に別れるときに、娘が一緒に遊んでくれた子供たちにありがとうのハグをすると、その親たちも「アァ~」とハッピーな溜息をもらしていました。
島国で育つとどうしても、みんな同じが当たり前の意識になりがちですが、子供達にはいつまでも、そのやさしさとみんないろいろ違って当然という感覚を持っていてほしいです。
敷地が広いので、お弁当を持ってピクニックがいいと思います。どこにでもシートを広げられますよ。
●コメント
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【 広報チーム さいとぅ さん】
なんて愛らしい後ろ姿!!
仲良くなるのに言葉やなんだは関係ないのですね。
なんだか娘さんに教えられました^^