ケーブルカーの原動力は?
アサッチさん
2018/10/31 投稿
友人達と一緒に5泊7日でサンフランシスコ旅行に出かけました。
私は20年前に行ったことがあるので、その経験からサンフランシスコの主だった名所や私が行けなかった場所を観光ルートに入れて無駄なく案内することにしました。
サンフランシスコはほぼ碁盤の目のようになっており、バスや路面電車、ケーブルカーが沢山走っています。
その中でも一番の人気はやはりサンフランシスコのトレードマークとも言えるケーブルカーですね。移動の度によく利用します。
そこで、同行した友人達に質問してみました。
「このケーブルカーってどうやって動いているか知ってる?」
「上に架線はないよね」
「勾配がきついのにエンジンやモーターのうなり音が聞こえないよね」
「不思議だねぇ」
では、「その秘密を見に行こう!」と写真の『ケーブルカーミュージアム(博物館)』へ行きました。
ケーブルカーの停留所のすぐ隣にあります。
入場無料なので入り口には誰も居ません。
入ると同時にオイルの匂いと大型モーターや巨大な滑車の唸り声が聞こえてきます。
この場所から道路の地下に張り巡らされたケーブルをスキー場リフトのように循環させているのです。
1873年の開業以来この一箇所でサンフランシスコの3つ路線をすべて動かしているとのこと。そう思うと結構な迫力です。
でもその中で作業している人は1人、2人ちらほら見えるだけです。
観光客が少ないのですが、ケーブルカーの仕組みをよく理解出来る見ごたえのある穴場スポットでした。
それから改めてケーブルカーに乗るとグリップマンと車掌さんの操作方法が如何に難しいがよく解りとても愛着がわきました。
また、グリップマンが交差点の近くになると警告のベルを鳴らします。
その鳴らし方にそれぞれ個性があって上手な人はとてもリズムカルに鳴らされます。(今回は1人だけ上手な方にめぐり逢いました。)
毎年7月にベル鳴らしコンテストが行われるそうです。
サンフランシスコからのオプショナルツアーでお勧めは、「ヨセミテ国立公園」がありますが、「モントレー・カーメル観光」もお勧めです。
サンフランシスコから車で南下して2時間半。
太平洋に面した風光明媚な半島で、昔の港町モントレー、芸術家の街カーメル、有名なゴルフコースを持つ高級リゾートのぺブルビーチなど、どこか昔ながらのアメリカって感じの魅力的な町でした。
途中シリコンバレーにも寄りましたが、最近シリコンバレーの高給取りがサンフランシスコに住居を求めているので、1LDKの家賃が月額30万円になっていて全米1番の高物価の街になってしまったそうです。
でも観光客は減っていないそうです。
サンフランシスコの名物"クラムチャウダーボウル"なら Boudin Bakery & Cafe フィッシャーマンズワーフの目の前にあるお店で、独自の酵母による酸味の強いフランスパンのようなものをくりぬいてクラムチャウダーを流し込んだ絶品グルメです。クリーム味とトマト味があります。どちらも大きいので二人で一個で良いかもしれません。でもパンが病みつきになるかも・・・
●コメント
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【 広報チーム さいとぅ さん】
サンフランシスコには一度行きましたが、ケーブルカー博物館は行かなかったので興味深いです!
ワインもおいしいし、温かいしいいところですよね!