上海の表と裏
Driveさん
2018/11/13 投稿
魔都、上海。
かつてはそんな名で呼ばれるほど色々な人や物の蠢く危険と刺激とが隣合わせの、国際色豊かな都市。
会社の出張で約1か月ほど上海の浦東地区に滞在してきました。
行く前は不安が9割、期待が1割とかなり否定的でした。
私が滞在していた浦東地区は東京の兜町のような金融の地区だったので、あまり外人は多くなく、とにかく銀行と高級外車が町に溢れているという印象でした。
治安も中国の中では圧倒的に良いらしく、ひったくりや置き引き、すりなどの被害にも逢わずにすみました。
お釣りをごまかされたり、渋られたりもありませんでしたが、現地では電子マネーが進んでいるので、小さな商店などで買い物をする際にはお釣りがなるべく出ないようにするとスムーズです。
街中には日本食を提供する店や、日本語の通じる店もそこそこあり、比較的快適な生活を送ることが出来ます。
浦東地区の北の方には上海が誇る高層ビル群が立ち並び、その中でも上海タワー、上海ワールドフィナンシャルセンター、金茂大夏、東方明珠の威容は絶景ともいえます。
それぞれが極々近くに建っているので、写真を撮るにしても歩き回る必要がないのは良かったです。
休日に河を渡って外灘に行ってみると雰囲気は一転。
外人と中国人の観光客で埋め尽くされてました。
道幅などは日本よりも広く作っているはずなのに、人が多すぎて車道にまで人があふれています。
外灘ではとにかく欧州的な建物が残っていて観光客の目を楽しませます。
そこから更に歩みを進め、南京東路に行くと、そこはまさに中国といったかんじでした!
私が持つ中国に対するちょっとゴミゴミした印象をまさに体現するかのような街並みと人込み。
歩行者天国にして道幅は一般的な車道の6車線分くらいあるはずなのに、その間を隙間なく埋める人、人、人。
道に面した店には人があふれ、みな凄まじい勢いで買い物をしていきます。
年末のアメ横もかくやといった雰囲気でした。
そこから電車に揺られること5分。豫園に行きました。
観光スポットとして、無理やり古い中国の建物に土産物屋が立ち並ぶちょっと倒錯的な地区でした。
古き良き中国ののんびりとした時間を過ごすにはもってこいの場所。
土産物屋も充実しているので、迷ったらあそこに行けば、大艇の物はそろいます。
上海市全域を回ったわけではありませんが、本当に色々な顔のある街で、今も昔も人々を引き付け止まない魅力的な都市だと思いました。
気軽に行けて、尚且つ安心で、比較的安全。
是非とも気楽に一度訪れてみるのもいいかもしれませんね。
●コメント
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【 広報チーム さいとぅ さん】
6車線分を埋め尽くす人ですか!?
人酔いしてしまいそう><
でも行く前は否定的だった旅が終わってみれば楽しまれたということでよかったです!