夢をかなえるきっかけになったカナダ
むーさん
2019/01/23 投稿
数年前、英語を勉強したくてワーキングホリデーでカナダに行きました。
出発時の英語力は特別低くも高くもなかったのですが、英語を勉強して翻訳の道に進みたいと思っていたのです。
フルタイムで語学学校に通い、通学中は英語を聞き、学校の後は図書館で勉強、シェアハウスに帰宅後も勉強...と、人生の中で一番頑張った時間だったと思います。
とにかく英語を吸収することに時間をあてるため、そして働く前提で予算ギリギリで行ったため、他の友達のように旅行を楽しむことはできませんでした。
他の国の友達や日本人の友達とでも英語でコミュニケーションを取りながら、近場へ遊びに出かけるのが楽しみだったのを覚えています。
語学学校はいろんな国籍の人がいますが、なぜ国同士で争いが起きるのだろう?と不思議なほど平和で、みんなが楽しい毎日を送っていました。
今でも機会があれば、短期間でも語学学校に行ってあの空気を味わいたいな...と思います。
みんながそれぞれを尊重し合う雰囲気が、すごく好きでした。
そして英語もすんなりと理解ができない生徒と真摯に向き合い、分かるまで丁寧に教えてくれる先生たちにも感動しました。
プロの仕事って素晴らしいです。
今でも英語で苦労することは多々ありますが、当時の英語力はもっと低かったです。
そのため日本で翻訳の仕事につきたい、と言うと決まって「難しいんじゃない?」と否定的な反応が返ってきました。(つきたい翻訳の分野が特殊だったこともありますが)
しかし語学学校の同級生に夢を話すと、「きっとできるよ!」「頑張って!」と言ってくれたのです。
何より嬉しかったのは、先生の反応。
「翻訳者になれると思う?」と聞くと、即答で「もちろん」と返ってきました。
ためらうこともなく、ストレートにそういった返事が返ってきたのが本当に嬉しかったです。
そしていつか翻訳の仕事について、報告とお礼をしたいと思いました。
その後、語学学校を卒業し地元のお店でどうにか働き口を見つけ、英語環境に身を置くことに成功。
帰りの航空券のお金以外はほぼないようなギリギリの生活でしたが、なんとか英語を勉強しながら滞在を続けることができました。
帰国後もお金がなく苦しい状態でしたが勉強を続け、数年前についに夢がかなったのです。
すぐに先生に連絡すると、心から喜んでくれました。
地道に働き続け、夢に見ていた仕事でどうにか食べていけるだけの収入も得られるようになり、なんとか毎年、海外旅行に行けるまでになりました。
1年に一度、頑張ってきた自分を褒める機会にしています。
長時間のフライトでは着圧ソックスがとにかくオススメです!むくみや痛さで悩んでいましたが、履くとすごく楽です。
●コメント
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【 広報チーム さいとぅ さん】
先生の一言は本当にうれしいですね!
そしてその通り夢を叶えられたむーさん、素晴らしいです!!