フェイスマスク友達
亀吉さん
2019/07/23 投稿
毎年1回、夏休みをとって南の島に一人でダイビングに行くことが恒例となっていましたが、5年ほど前に仕事を変わってから何となく行きそびれていました。
その間、夏休みの海外旅行は、台湾やポルトガルなど潜らない所へ友人と一緒に出掛けていましたが、今年はやっぱり潜りたい!という気持ちが強くなり、まだ行ったことのなかったインドネシアのコモドの海へ行くことに決めたのでした。
ダイビングとなると予定を合わせられる友達がなかなか見当たらないので、ほとんど一人旅になってしまいます。
コモドでのダイビングというとダイブクルーズがポピュラーですが、のんびりリゾート大好きな私としてはホテル泊が良い...
と言うことで、カリマヤダイブリゾート泊のダイビング一人旅計画でした。
そのリゾートはスンバワ島という島の東側にあり、バリ島経由で国内線に乗換え、最寄りの空港からは車で2時間程度かかります。
インドネシアは何度も行っていますが、混雑した空港での両替は大嫌い。
スンバワ島には両替所は無いと聞いていたので、事前にドルユーロさんで両替をして行きました。
基本的にはすべてホテルにインクルーシブなので、乗換時の食事代と土産物代程度ですが、現地での手間が省けてとても便利でした。
5年ぶりのダイビングは、太ってしまった体型のためウエットスーツは着られず現地で借りることにしましたが、なんと行ってみて驚いたのは、持参した水着もきつくなっていたこと!
痩せなきゃなぁ~とつくづく感じた今回でした。とほほ...。
さらに愕然としたのが、自分の英語力の低下でした。
かつての一人旅では日本人が私一人のリゾートでも、さほどの不自由もなく他のお客さん達とダイビングして感想を言い合い、3度の食事中も自分の国のことや仕事のことなど簡単な会話もして楽しく過ごしていましたが、今回はほとんど英語が聞き取れません。
リゾートのオーナーご夫妻はイギリスの方、他のお客様は2組のカップルと1組の親子で、ドイツ、スイス、スエーデン、アメリカからの人たち。
ヨーロッパの方の英語はまだしも、アメリカ人ご夫妻の英語の早口なこと。
あまりの勢いにビックリして、あまり英語が話せなくてスミマセン!と最初に謝ってしまいました。
でも皆さんとっても良い方々で、簡単な質問をしてくれたり、日本の話題に振ってくれたり、かえって気を遣わせてしまっているようで、申し訳ない感じ。
皆さんの会話が10とすれば、私が聞き取れるのは2~3程度...かなり大人しい日本人と思われたかも知れません。
そんな言葉少ない私を見かねたのかどうかは分かりませんが、父娘で旅行中のスエーデン人の娘さんが動物のイラスト入りのフェイスマスクを女性たちに配って、みんなで写真を撮ろう!ということになったのです。
トラ、ペンギンが2種類、パンダなどがあり、ナイトダイビング中で不在だった方とお肌が弱くて無理とお断りされた方を除き、オーナー夫人、私、スエーデン娘さんの3人の女性が夕食後にアニマルフェイスマスクをつけてその場は大爆笑の渦に!
その時の記念撮影がこの写真です。
言葉は100%交わせなくても、この雰囲気にすごく救われた気がしました。
スエーデン娘さんは言葉少ななのですが、とても自由で伸び伸びとした若い女性です。
私とは母娘ぐらいの年の差がありそうですが、そんな彼女に頼もしさと思いやりを感じたのでした。
6泊のリゾート滞在が終わり帰国しましたが、きつかった水着と衰えた英語力&体力と共に、素敵なフェイスマスクパーティーの一夜の思い出です。
一人旅って、不便なことも多いですが、得することも結構あります。 例えば飛行機の座席、数少ない私の経験の中でも3度ほどエコノミーからビジネスやファーストにグレードアップされたことがありました。最近は全然ありませんが、超お得な気分でした。 他にも列に並ぶ時、一人用の列が空いていて、ほとんど並ばなくてもOKということもあります。 何より、自分の好き勝手に出来ること、他人に気を遣って何かを聞いたりしなくて良い、そんな時間を楽しめるのは一人旅ならではの醍醐味です。機会があれば是非トライして下さい。
●コメント
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【 広報チーム さいとぅ さん】
言葉よりもハートですね!
それにしてもいいお写真で私も思わず微笑んじゃいました^^w