「幸運の子豚」in フィレンツェ
渋柿おやじさん
2019/04/02 投稿
2019年3月4日~11日の8日間でイタリア4都市(ミラノ、ベネチア、フィレンツェ、ローマ(バチカン含む))を巡るツアーに参加しました。
この4月から東京で就職するため実家を離れてしまう娘に、妻が「寂しくなるね。思い出づくりに海外旅行に行きたい」というので、かねてからの憧れの地イタリアに、親子3人で参加したものです。
今回のツアーの目玉の一つはフィレンツェの「ウフィツィ美術館」。
楽しみにしていたのですが、ツアー5日前に旅行会社から残念なお知らせがありました。
「3月5日~10日がイタリア文化週間と決まったので、美術館への予約入場がキャンセルとなりました。3時間待ちも覚悟してください」とのこと(トホホ)。
ウフィツィ美術館観光の当日は、旅行会社の現地スタッフが早朝から並んでいただくとともに、私たちも当初予定よりも時間を早めてホテルを出発しました(いざフィレンツェへ)。
道中、ツアー添乗員のもとに「何とか10時からの予約整理券をゲットできました」との知らせが・・・。
しかし何事にもルーズなイタリア人を甘くみてはいけません。
10時とは書いてあれど、本当に定時に入れてくれるのか心配です。
ホテルを早く出たおかげで市の中心部「ドゥオモ」には8時に到着しました(洗礼堂は外壁が工事中で覆いが掛けられており、ちょっと残念でした)。
10時までの約2時間の市内観光では、途中、新市場「ロッジャ」にある「幸運の子豚像」に立ち寄りました。
子豚の口の中にコインを入れて手を離し、そのコインが落ちて土台の格子の下にうまく落ちれば望みが叶うというもので、私と妻は「予定どおりに美術館に入れますように」「また家族(娘も一緒に)で旅行ができますように」と願をかけました(子豚像の横には浮浪者が待機しており、観光客が落とすコインをちゃっかりポケットに入れていました)。
願の甲斐もあって美術館にはほぼ定刻に入場できました(スタッフの方に大感謝)。
やはり美術の教科書でも見たことのある「ヴィーナスの誕生」の実物は感動ものでした。
美術館には50もの展示室があるようで、2時間の鑑賞時間ではもの足りなく感じました。
フィレンツェばかりでなく、ミラノ、ベネチア、ローマともすばらしい街で至福の時間を過ごすことができました。
もう一つの本当のお願い(娘ともう一度旅行すること)が叶うかどうかはまだわかりませんが、これからも願をかけ続けます。
写真は、「幸運の子豚像」の近くにあるレストランのショーウィンドウでの一枚です(これが「幸運の子豚」ではありません)。
丸焼けの子豚では、願いはご破算になってしまうかも・・・。
フィレンツェ市内にある「Venchi(ベンキ)」というチョコレートショップのチョコレートとジェラートが美味しいです。日本ではあまり知られていないようで、たくさんお土産として購入しました。チョコを食べた人は皆「美味しい」と言ってくれました。 ローマ市内でも購入可能。ローマの空港ではジェラードも食べられます。
●コメント
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【 広報チーム さいとぅ さん】
なんというインパクト!!
こうして聞くと、イタリア人も日本人に負けないくらいコインを投げるのが好きなのかなって感じました!