アイラ島蒸留所めぐり
みじんこさん
2018/11/02 投稿
2015年、ついに憧れの地、アイラ島へ行ってきました。
一番の目当ては蒸留所巡り。
二泊三日という短い時間の中で、三件訪問する事が出来ました。
着いた当日は、日本にいる時からホームページを見て予約していたタクシーの運転手さんに空港からB&Bまで連れて行ってもらいました。
有名なアイラ島とはいえ、タクシー数も少ないですし、空港で客待ちはしないようなので必要な方はメールで予約していった方がお勧めです。
蒸留所巡りは二日目から始まりました。
朝、ポートエレンから歩いて5~10分程のレンタサイクル店まで行き、サイクリングコースをひたすら走って行きました。
ほぼ一本道なので不安はありませんでしたが、最初のラフロイグまで結構掛かりました。
途中、ヒースの花や羊たちの群れに見惚れて、更にのんびりとしたサイクリングタイムとなりました。
ラフロイグは、一番大好きなウイスキーなので、事前に何度もHPで蒸留所ツアーの確認をし、予約をしていました。
どこのツアーもそれぞれ丁寧で特性がありましたが、ラフロイグで印象的な所は、麦を糖化させるタンクの中身を全員にのませてくれるのですがそれを一人ひとり小さなコップに注いでくれた事です。
私が訪れた他の蒸留所では飲む体験はできないか、木のひしゃくをみんな(15人くらい)でたらい飲みするように言われたかでした。 (たらい飲みの蒸留所は、飲むのを遠慮させてもらいました。)
ツアーの最後には、試飲がありました。
この時は、ペドロヒメネスシェリーカスクともうひとつ限定のボトルのどちらかになりました。
さすがにカーディスは試飲はありませんでした(笑)
大好きなラフロイグの製造過程や歴史が詰まった所の地に立てたということだけでも嬉しかったのに、その途中のものを試し飲みできて、心が一杯になりました!
次に訪れたのは、ラガヴーリンです。
ここもツアーに参加したかったのですが、ラフロイグやアードベッグを優先するとどうしても参加できるツアーがなかったので、売店のみの見学となりました。
この日最後に訪れたのはアードベッグ蒸留所です。
こちらはカフェレストランもあり、ツアー参加しなくてもアードベッグを使った料理や飲み物などを楽しめます。
日本では入手困難な毎年限定のものを飲めたり、肝臓と胃が元気でしたら一日中でも居たいくらいの場所です。
また、アードベッググッズもとても種類豊富で、アードベッグの香りのリップバームなどもありました!
ただ、ラフロイグもそうでしたが、蒸留所のショップからは、品物は海外発送できませんので、ご注意くださいね♪
アードベッグは、最後に10年ものと、ウーガダールとあともう一種類・・・、コリーヴレッカンだったか・・・
定かではありませんが、その3種類の中から一つを試飲できました。
この日は、移動時間やツアーの開始時間の関係で、アードベッグ蒸留所にて蒸留所巡りを終えました。
残りの時間はサイクリングで景色を楽しみました!
次の日、飛行機に乗る前に、ボウモア蒸留所を訪れました。
この日は予約をしていなかったのですが、運よくツアーに参加することができました。
ボウモア蒸留所のツアーも素晴らしかったのですが、ツアーの内容自体は先の二か所の方が時間も取っていたような気がします。
ツアー最後の試飲タイムでは、海が目の前に見えるとても美しい部屋で、皆でボウモアを楽しむ事が出来ました。
どの蒸留所もそれぞれ素晴らしく、心に残っています。
いやぁ、とにかく濃厚な素晴らしい旅でした!
これからアイラ島で蒸留所巡りを考えている方は、 ・ ツアー開始時間・移動時間を考慮して泊まる日数を決めたり ・ サイクリングで移動する場合、一人や同じ体力を持つ同士なら問題ないのですが、体力のない方と一緒の場合は、天候の不安定さを考慮して無理ないスケジュールを持ったり、 ・ 地元のご老人のアクセントなど、聞き取りにくい場合があるので、筆談の用意などもあったら 便利かな、と思います(^^)
●コメント
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【 広報チーム さいとぅ さん】
みじんこさんのウィスキー愛をすっごく感じます!
本場の地まで蒸留所巡りされたなんていいですねー!
10年もののやつとか香りだけでもかおってみたいです。